9月23日
“聖霊来たれり”を自分のものに!

この原稿を書いているのは、9月23日(土)の未明、午前2時を過ぎた頃です。“聖霊来たれり”と題されて開催されている、東京・銀座のTFCビジョナリーホールでの3日間に亘る初の開催となる「東京聖会」の最中でのことです。
それまで毎回、ホテルの会場や貸会議室を借りて集会を開催していた東京・銀座に、神様が不思議な方法で常設の礼拝堂を設けることができるように導いてくださったのが、ちょうど一年前。2022年9月23日に献堂式を持たせていただいたのでした。
それから一年…、さぁ、これからこのビジョナリーホールが日本のリバイバルの発火点として、この東京・銀座で力強く用いられることを確信して祈りつつ…の3日間の聖会となりました。
また、今回の聖会は、「聖霊来たれり」をテーマとしていることからも明白なように、私たちの認識や理解の枠を越えて、聖霊ご自身が豊かにご臨在され、参加者一人一人の魂を捉え、霊的に解放し、喜びと力を満ち溢れさせてくださることを熱望しての集まりとなっています。
私たち一人一人は、救い主イエス・キリストを信じて信仰者となり、クリスチャンとなって歩んでいるはずですが、にもかかわらず、肝心な時に信じられない、信仰を機能させられないのでは至極、残念なのです。それぞれの人生の歩みにおいて、勝負所であればあるほど、“信じる心”を働かせて、神様が実際に共におられる霊的な豊かさを享受したいと思います。
“そうまで信じるのか?”と主ご自身に感心されるほど、しっかりと信仰を働かせたいのです。人の力ではなく、神様の臨在と力、可能性の広さ、恵みの深さを実感することのできる、豊かな聖霊の働きに触れたいと願っています。聖書の約束の通りに、主キリストが私たちを聖霊で満たしてくださるはずです。
新型コロナ感染症が2類から5類へと感染症としての分類が変更されることが決まり、コロナ禍からの脱出の道のりがようやく見え始めた本年5月の連休に、大洲キリスト教会で開催された「九州聖会」で、新たな聖霊の胎動を体験しました。
その時に、聖霊の働きを受けとめつつ、印象的に讃美させていただいたのが聖歌576番“聖霊来たれり”でした。その聖霊の躍動は、真夏の「全国聖会」やキャンプなどを通しても続いています。
そして今、この秋の始まりに「東京聖会」です。
どうか各地の礼拝の場にある兄弟姉妹たちにも、この“聖霊来たれり”が自分自身にとっての事実、実体験となりますように。借り物の、傍観者のような信仰でなく、聖霊の働きを当事者として体験し恵まれる、そんな力強い信仰生活を歩んでまいりましょう。