11月2日


「~しない、できない」からの脱却!

去る10月31日(木)は、平日でありながら、恵みの濃厚な一日となりました。松山福音センターでは「愛と希望の祭典・四国」の“決起祈祷会”が午前10時~と午後7時~の2回持たれました。と同時に、東京・東銀座の東京福音センター・TFCビジョナリーホールではNRA主催の「祈りの祭典・東京」が持たれ、一日で3回の聖会が開催されたのでした。私自身は、東京での「祈りの祭典」のコーディネーターであり、全体の司会進行のお役目をこなしつつ、大変恵まれた時を過ごすことができました。

自分だけが救われていれば良い、信仰はただ個人的なものだ…と考えれば、家族や友人の救いのことなどどうでも良いのかもしれません。自分の教会がそれなりに楽しければ良いとだけ考えれば、四国の諸教会が元気になり、共に主キリストをほめたたえる状態になる必要はない…と思えるのでしょう。神を信じたり、永遠のいのちの必要性を求めることがなくていいのなら、世の中のたくさんの教会を励ましたり、一人でも多くの人々に聖霊の恵みを届ける必要もなくなります。楽と言えば楽ですし、自分の幸せだけで十分だと感じられれば、それだけで済む話かもしれません。しかし、私たちは何もしないことで楽であるよりは、主キリストの御心に違いないと信じて、主キリストの福音を一人でも多くの愛する人々に伝えようと考え、より多くの教会に聖霊の恵みやいのちが溢れることを願って、いえ、それ以上に私たちの住む社会や日本の国全体が変えられることを願って、微力にしかすぎないことを認めつつ行動を起こし続けています。

4年間に及んだコロナ禍がきっかけなのか、それとも世の中そのものがとんでもなく病的なのか、“何もしない…したくない”“~しない、~できない”という流れが顕著になりつつあります。最新の文科省の調査では、学校に行かない不登校の小中学生が、全国で34万人強もいるそうで、何と1年間で4万7千人も増えたのだとか。もちろん、学校や先生にも改善点はあるのでしょう。個別ケースをみれば、理由は様々であろうと思います。しかし、“学校は行きたくない…”“仕事はしたくない…”、そして、何と言っても“もう生きていたくない…”と“~しない、~できない、~したくない”の悪循環が世の中を覆いつつあるのです。 そんな中で、私たちは信仰を働かせて、主キリストの恵みに繋がろうと、新たな事柄にチャレンジできていることは実に幸いなことなのです。私たちは、自分の人生を神様からの贈り物として喜びましょう。人々を愛し、恵みや愛に繋がることをどんどん形にしていきたいと思います。信仰を働かせて行動しましょう!