7月27日


やはり燃やされて生きることです!

台風3号の進路次第では、今回のセミナーにも影響が出るかも?と多くの方々が心配の連絡をくださり、祈ってくださった、7月25日(木)の沖縄・うるま市での“ビル・ウィルソン・セミナー”。コロナ禍の4年間を挟んで、実に5年ぶりの来日となったウィルソン先生の、4都市6回のセミナーの幕開けとなる集会が大きな恵みの中で開催されました。

懸念された台風の沖縄本島の直撃はなく、当日、会場となったジョイ・チャペルは、200名近くの方々で満員。若い方々が多く集う教会で、喜びが弾けるような元気な讃美で集会は始まりました。

メトロ・ワールド・チャイルドのスタッフたち(Yennni姉、Hannah姉)の奉仕の現場からの証しと共に、“5年ぶり”…という感覚を吹き飛ばすように、ビル先生ご自身も熱く力強く、情熱的に語ってくださいました。心臓の大手術を受けた直後の75歳とは思えないパワーでした。

高齢化の進む日本では、高齢者はどう生きるべきか?と、いろいろな場面やきっかけで議論されることも多いのですが、いのちを賭けることのできるビジョンを持ち、何歳になっても全力で毎日を生きていく…というのは、間違いなく選び取るべき選択肢の一つだと改めて実感しました。

もちろん、老後の生活に何の不安もなくのんびりと生きることができれば…というのも分かる気はするのですが、64歳になっている自分の心は、それでは何だか本当にホッとすることができず、ましてやワクワク感じたり、燃やされたり、楽しさを覚える感覚はないのです。

むしろ、ウクライナでロシア軍のドローン機による爆撃で大怪我をしようと、ガザ地区で何としても守ってあげようとした小さなパレスチナ人の女の子の悲しい死と向き合わなくてはならなくなっても、そして、長年患ってきた心臓が発作を起こし、大手術を余儀なくされ、その後のリハビリも相当大変なものとならざるを得ない状況に陥っても、はっきりと自分にはやるべき仕事があり、果たすべき使命がある…と全力で立ち上がる姿勢を貫く生き方の方がよほどいのちが溢れ、輝いて見えるのです。世の中が当然のように提案している高齢者の生き方は、もしかすると間違っているのでは?と思うのです。

世の中の与える“正解”が全てではない!とはっきりと意識しましょう。私たちクリスチャンには、神様からの真理があり、それが実践に移される私たちの人生があります。幻亡き民は滅び、夢のない個人も生きた屍となりかねません。

ウィルソン先生は、現在毎週60万人の子どもたちに福音を語っているのを、今年中に100万人にしたい、と燃えておられます。あなたの心も、主への信仰によって燃やされていますように。