11月30日


救い主キリストの恵みの深みに触れよう!

 今日より、2025年のアドベント(待降節)に入ります。待降節とは、救い主の到来を待ち望み、誕生への備えをする期間を意味します。平たく言えば、救い主イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスへの準備の期間、いわばクリスマスのシーズンということです。さぁ、いよいよ2025年のクリスマスです。

 私たちの教会では、本日、早々に広島福音センターの皆さんと“メリエスト・クリスマス2025”を開催することになりますし、それを皮切りに、12月6日(土)の高松、7日(日)の福岡での“キャンドル・サービス(燭光礼拝)”、13日(土)松山での“市民チャリティークリスマス”、14日(日)大洲での“メリエスト・クリスマス”、16日(火)鹿児島と続くことになります。英語礼拝の皆さんとは19日(金)にクリスマスを祝い、20日(土)福岡での“メリエスト・クリスマス”、21日(日)松山でのクリスマス礼拝&洗礼式、22日(月)神戸での“メリエスト・クリスマス”、24日(水)松山での“Holy Night”、25日(木)東京での“メリエスト・クリスマス”…と、クリスマスの特別集会が続いていくことになります。

 確かに大忙しの日程ですし、どうしてもドタバタしてしまうのですが、目先の忙しさだけに振り回されず、しっかりと救い主イエス・キリストのこの地上への来臨の意味と、私たちにもたらされた恵みの深さを兄弟姉妹たちと共に味わっていきたいと願っています。今、コンピューターを仕事や生活に活用している人々の間では、生成AI(人工知能)の存在感が日に日に増しています。そんな中、インターネットで何かのテーマを検索しても、詳しく解説しているサイトまで訪れる人の数が激減しているようなのです。なぜか?と言えば、すぐにAIが“要約”してくれるので、その手軽な説明だけで事足りるように感じて、真の情報源にまで行き着かないケースが増えているからなのだそうです。この現象は“ゼロクリック”と呼ばれるそうで、手にする知識がどんどん薄っぺらなものになりはしないか?と心配されています。ある調査では、インターネット検索した人の、何と6割もの人々が“ゼロクリック”で終わっているそうなのです。

 私たちの2025年のクリスマス体験が、“ゼロクリック”のような上辺だけの、さっと表面だけを撫でたようなありきたりの体験で終わってしまったりしませんように。教会でも、昔、地元の町内会でしていたような、いかにもどこにでもありそうなクリスマス会をしているのではないのです。救い主キリストの愛に触れましょう。神様からの救いのご計画の深さ、広さを共に味わうクリスマスの日々としてまいりましょう。