11月2日
主キリストに仕えて生きる!

先週の日曜日の午後に松山から福岡へと飛び、夜は博多での九州福音センターの皆さんとの礼拝の時を持つことができました。そして、月曜日の午前の飛行機で、福岡からシンガポールへと飛び、飛行機を乗り換えて、マレーシアのクアラルンプールへ。その月曜日の夜からの一週間は、スクール・オブ・アクツ(The School of Acts)での授業を軸としての時間を過ごしています。レイモンド・ムーイ先生をはじめとして、スタッフたちも皆、元気にしておられます。11月9日(日)の聖日は、自動車で小一時間ほどの距離にある、グレース・アセンブリ―・クラン教会での礼拝メッセージを語らせていただきます。
スクール・オブ・アクツには、地元のマレーシアをはじめとして、タイ、ミャンマー、インド、ネパール、カンボジア…などからも学生たちが集まって来ており、毎回、活気に満ちた授業となっています。6か月間に及ぶスクール・オブ・アクツの授業も、実はこの11月になると卒業も間近で、佳境に入ってきている…という感じなのです。そんな中、私が担当している授業は、神様から与えられる“夢や目標”の存在とそれらの実現の仕方に関するもの。スクール・オブ・アクツは、難しい神学の学びというよりも、福音宣教の現場に立とうとしている者たちが、証し人としての訓練と励まし、霊的な整えを受けとめる学校なのです。ですから、学生の一人一人も、今後、宣教師として生きていこうとする人もいれば、教会学校のために献身したい…とか、讃美の司会者として用いられたい…とか、もちろん、開拓伝道に出て牧師としての将来を夢見ている…とか、個々人がそれぞれの主から与えられた目標を意識しながら学んでおられるのです。
そこには、神様からの使命感が与えられ、そのために全てを整えて、全力で生きていく…という明確な生き様が浮かび上がっています。同じように主キリストを信じて、クリスチャンとして生きていても、結局は自分の願いや都合によっていろいろと求めて祈るだけの生き方ではなく、主キリストの御心を受けとめて、主に仕え、主のために生きていこうとする信仰が力強く機能しているのです。 “愛と希望の祭典・四国”まで準備の期間が6ヶ月を切りました。単に、主キリストを信じると恵まれるよ…とか、人生が好都合に動くようになるよ…というご利益ばかりを求めるような生き方へのお誘いではなく、神様の御心に適う、より深く大きな人生観へと導かれるよう、信仰の器を大きくして多くの人々をお誘いしたいと思わされています。主キリストのために生きる生き方…というものが確かに存在しています。
