12月7日


主キリストに仕えるクリスマス!

 さぁ、2025年もクリスマスの日々を迎えています。松山では今週の土曜日、12月13日には南海放送本町会館にて“松山市民チャリティークリスマス”が開催されます。あなたも、周囲の方々、ご家族や友人をお誘いして、ご出席ください。

 クリスマスの日々を、ただ何となく浮かれた感覚で、お祝い気分のお客さんとして過ごすのではなく、しっかりと主キリストへの感謝を込めて、主に仕えて過ごしていくことが大切です。松山市民チャリティークリスマスだけでなく、クリスマス合同礼拝や子どもたちのクリスマス集会、“Holy Night”と直接の活動に参加する機会もまだまだありますし、その他の年末の諸行事もたくさんありますので、皆で主の(しもべ)としての意識を持って過ごしていきたいと思います。

 自分は年寄りだから…、忙しすぎるから…、お金がないから…とわざわざ理由付けして主に仕えることから離れてしまうのではなく、私たちにできることから喜びを持って主に仕えてまいりましょう。…オーストリアのある古い修道院の廃止が決まって、3人の修道女が高齢を理由に、教会の上役によって介護施設に送り込まれました。88歳、86歳、81歳…なので、それも致し方なし? でも3人は介護施設を脱走して、元の修道院に戻ってしまったのです。電気と水だけはまだ使える…それで十分だ!と意気軒高なのだとか。天に召される時には、近くの野原に寝ころび青空を見たい…と言っておられるそうです。アメリカのテキサス州では95歳の男性が、世界最高齢の現役バス運転手としてギネス世界記録に認定され、注目の的です。バス停に停まり、お客さんが乗り降りし、簡単な挨拶を交わす度に働き続ける喜びを確認しておられるのだそうです。自分は役に立たない、戦力外だと決めつけてはいけないのです。誰にでも主からの使命があります。   

 主キリストは、神の栄光を捨ててこの世に降り、人間の姿を取り、私たちを罪の力から救うために仕える者となり、ご自身のいのちまで与えてくださいました。そんな主キリストを信じ、従って生きようとしている私たちなのですから、クリスチャンとして生きる毎日の中で主キリストに(なら)って“仕える”姿勢を忘れないようにしたいのです。そう、“クリスマス”は“キリスト祭り”であるし、“クリスチャン”とは“キリスト者”なのだという、当然のこと、基本中の基本を見失わず、救い主イエス・キリストの誕生を誰よりも喜び、主の愛と救いを証しし、主に仕える者として一つ一つの事柄に取り組みましょう。このクリスマス、お客さんではなく、主の僕として人々をお導きし、福音を語り、喜びをもって奉仕してまいりましょう。