2月15日


“自分らしさ”を再発見しよう!

 先週の日曜日、2月8日に、松山市の道後温泉にある温泉旅館で、将棋の棋王戦の第一局が行われました。対局したのは、藤井聡太棋王(名人・竜王・王位・棋聖・王将)と増田康宏8段。松山でのタイトル戦はおよそ10年ぶりということで、会場近くにある子規記念博物館で持たれた大盤解説会も大盛り上がりとなったようです。結果は、増田8段が藤井棋王から念願の初勝利をもぎ取ったとのこと。

 そんな全国各地の有名ホテルや旅館で行われる将棋や囲碁のタイトル戦で、最近、ファンたちの関心を集めるのが、対局中の“勝負メシ”。ご当地の名物をはじめ、いろいろと選択肢がある中で、人気の棋士たちが何を食べたのか、将棋や囲碁のことを実はよくわからない人は気になるようです。今回の2人は、会場となった「温泉旅館ふなや」のレストランが普段提供しているランチメニューからオーダーしたとのこと。藤井棋王が“鯛にゅうめん”のセット、増田8段が“南予風鯛めし御膳”、二人が選んだおやつも“山田屋まんじゅう”とか“霧の森大福”であったり、飲み物にも“ポンジュース”が入っていたりで、愛媛色溢れるランチやおやつになったようです。プロの将棋界としても、こういうタイトル戦の場を利用して、地方の人々との間にも楽しい話題を振りまき、一人でも多くのファンを獲得しようとしている訳です。

 生まれも育ちも松山人である私からすれば、庶民的すぎるかもしれませんが、炊き込みご飯風の松山の“鯛めし”とか、いっそのことアルマイト鍋から直接食べる松山風のシンプルな“なべ焼きうどん”なども食べていただきたかったな…などと思っています。おやつには、やはり“坊ちゃん団子”か“タルト”、あるいは“母恵夢”、果物には美味しい“紅マドンナ”や“デコポン”“甘平”あたりでしょう。特別豪華でも何でもないものばかりですが、背伸びしない、馴染みのある松山らしい味わいです。無理やり高級なフランス料理や高級割烹の味を気取る必要はありません。いつも通りを活かすことで十分だと思います。

  “自分らしさ”や“個性”“特徴”が、いろいろな場面で求められる時代です。でも、無理にカッコ良くしようと、肩に力が入り過ぎると逆効果となります。特に、神様が関わる、信仰の世界では、外見や体裁ばかりを気にして虚勢を張ることになると意味がありません。きちんと襟を正すところは正しつつも、正直な自分らしさを追求していきたいと思います。“わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。…(イザヤ43:4)”…と、神様が見ておられる、本当のあなたらしさに目を留めてください。