感謝をもって一年をしめくくろう
詩篇103篇1節~5節
わがたましいよ。主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。主は、あなたのすべての咎を赦し、あなたのすべての病をいやし、あなたのいのちを穴から贖い、あなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ、あなたの一生を良いもので満たされる。あなたの若さは、わしのように、新しくなる。
先週の1週間も、クリスマスの合同礼拝、洗礼式に始まり、神戸のクリスマス、松山のHoly Night、学生会のクリスマス、そして昨日は子ども食堂のお餅つきで120名ほどが参加し、本当にたくさんの恵みと喜びがあふれていました。
今日からの数日間は、しっかり信仰を働かせて、この1年をどう振り返るかが重要です。主が、自分にどのように関わり、神の恵みがどのように現わされたかを見逃すことがないようにしましょう。今年の10大ニュースが取り上げられる時季ですが、あなたには、どんなニュースがありましたか? 庶民の私たちの人生ですが、健康、家族、職場、経済、人間関係、教会との関わりなど、自分自身の人生に、イエス様が共におられて私を祝福してくださったと言えるものがあるはずです。私自身も、愛と希望の祭典・四国が1年半を切りましたが、このために、主が様々な働きに用いてくださっていること、インドでの海外伝道を本格的に再開できたこと、1回も寝込むことなく主が健康を支えてくださったこと、10月に65歳になり、父親の年齢を超える年月を生きることを許されていることを感謝しています。 1年を締めくくる時に、神からの恵み、祝福を忘れず、感謝を心に焼き付けること。出来事一つ一つの体験を通して最後に感謝が残ることが大切なのです。そこで、2025年は、少なくても1日に1つは感謝すべきことを見つけ出し、毎日記録することを提案したいと思います。そうすれば、1年後には365個の感謝すべき事柄があるのです。人生の一大事ではなくても、小さなことで構わないのです。最低一つを記録に残すようにしましょう。クリスチャンであるあなたには、主なる神が働いておられるのですから、恵みは必ずあるのです。その新年の前に、まず、感謝をもって今年を締めくくることが大切です。
1.日々与えられた恵みの事実を思い出そう!
私たちは、悪いことはよく覚えていますが、恵みや祝福を忘れがちです。主からの恵みもすぐに忘れてしまいます。忙しい人もいるでしょうが、神様はひと時も休まれません。そして、聖書の神の恵みは、昔も今も変わりません。神は常に働いておられるのに、私たちの側が眠っているのです。あなたが受けた恵みは1日に最低一つや二つはあるはずですが、それを忘れているのです。残りの数日、どんな恵みがあったかを思い出しましょう。
2. 主キリストの救いの現われを受け止めよう!
神様の恵みにはストーリー性があります。クリスチャンには、一つ一つの恵みがバラバラにあるのではなく、そこに救いの物語が現わされているのです。ただ単に、ラッキーでいいことが起こったのではなく、恵みを思い起こしていけば、クリスチャンの恵みには法則性があることがわかります。そうすれば、自分の人生は、主キリストによって救われた人生なのだということがわかるのです。
3. 主に祝福された人生を感謝しよう!
救われた者としての人生の物語が動いており、一生がそれで満たされるのです。信仰によって、ますます輝くことができ、主によって贖われた者として大いに恵まれるのです。これから先も一生、神の御手の中にあり、恵みは続くのです。この神からの恵みの事実に感謝して、この年を締めくくりましょう。
4. あなたがたのために―“私”のために!
イエス様の誕生は、2000年前の貧しい羊飼いのためだけでなく、現代に生きる“私”のためでもあるのです。
5.イエス・キリストというお方―主キリストの存在!
私たちの求める救いは、どこにあるかわからない宝探しのようなものではなく、明確な場所があります。それは主イエス・キリストと共にあるのです。
6.お生まれになった―人生の歩みの中での事実!
救い主は人類歴史の中の事実となりました。イエス様は私の人生の歩みの中で事実となってくださるのです。
7.みどりごを見い出す―出会うことのできる主!
イエス様は探し求めれば出会うことのできる救い主です。永遠のいのちを証明された方が世の終わりまで私たちと共におられます。2000年前の救いと恵みの保証は今も変わりません。そのことを覚え、このクリスマス、感謝して歩んでまいりましょう。