主キリストに確実に繋がっている人

わたしはまことのぶどうの木であり、わたしの父は農夫です。…わたしにとどまりなさい。わたしも、あなたがたの中にとどまります。枝がぶどうの木についていなければ、枝だけでは実を結ぶことができません。同様にあなたがたも、わたしにとどまっていなければ、実を結ぶことはできません。わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。
                   ヨハネの福音書15章1節~5節

私たちはまわりの環境の良し悪しで喜んだり落ち込んだりします。今日は松山では雪が降っていますが、寒くて交通にも影響が出て嫌だと思う人がいる反面、スキー場の関係者は大喜びしているはずです。状況は、それぞれのとらえ方で意味が変わってきます。今置かれている状況をどう感じるか、そのとらえ方は、私たちの信仰に影響されているのです。ですから、どんな心構えで生きるかによって私たちの置かれた環境の意味も変わってきます。寒さの時も喜びながら前進してまいりましょう。
教会は今年のテーマに” Divine Connection!(神との繋がり)”を掲げています。神と繋がると私たちがどのような状況に置かれても、必ず守られ祝福されますから、この恵みを祈りの中で獲得しましょう! 私たちの日々が命の与え主である、神の恵みに繋がるものであることを明確にしてまいりましょう。

1.神の恵みに繋がる

あなたの人生が神の命に繋がっているかどうかを確認して下さい。神と繋がっていないと、幹から切り離された枝と同じで、どんなに立派に見えていても命の流れが既に絶たれている、もう先がないということを知ってほしいのです。
今の世の中は知識が溢れかえり、本当に何が正解かわかりにくくなっています。世の中の知識に頼るなら絶対に正解は出ません。けれど私たちには神の命の言葉が与えられています。「わたしが道であり、真理であり命である」とイエスは言われ、「わたしを信じる者は、たとえ死んでも生きる」とまでイエスが約束された通り、私たちには永遠の命が与えられているのです。「神に繋がる」、それが幸せになるための秘訣です。21世紀、どんなに世の中が変化しようと本当に幸せになるために必要なのは「神との繋がり」です。イエスの言葉に従うことで世の中のノウハウとは違う幸せが与えられるのです。

2.イエス・キリストに繋がる

繋がる時には、どこに繋がっているかが重要です。この世のことや悪魔と繋がっていたのでは大変です。イエスとの繋がりを与えられるようにしましょう。なぜイエスと繋がることが大切なのでしょうか。ヨハネの福音書が語るイエスは、私たちの罪を潔め贖う、神の小羊、いけにえとなって下さったお方、すなわち私たちの罪、悪の性質を身代わりに受け止めて下さり、私たちのために十字架で死んで下さったお方ですから。このイエス・キリストと結び付く時に、私たちの罪、汚れが潔められ、心に神のもとからの命がスーッと流れ込んでくるのです。
悪魔にすり寄るような嘘や言い訳が上手くなる生き方ではなく、イエスを心に迎え入れてイエスに問いかける姿勢を身に付けたいと思います。もっともらしい悪魔の惑わしや困難の中で、もうあきらめようとする時、微妙な判断を迫られる時、「イエス様がここにおられたら 何と言われるだろうか? どうされるだろうか?」と、考えてみて下さい。イエスは究極の答えを下さっています。「あなたの敵を愛しなさい」、すなわち敵であっても愛し、祈ってあげなさいと言われたのです。今週も神との繋がりを意識しながらイエス・キリストと共に行動してまいりましょう。