癒やされる者へと変えられよう
そういうわけですから、兄弟たち。私は、神のあわれみのゆえに、あなたがたにお願いします。あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。
今年のお正月は、元日の能登半島地震、1月2日の羽田空港飛行機火災と、重苦しいスタートとなりました。私たちは世の中の悪い流れに巻き込まれ、不安に陥るのではなく、信仰を働かせて、世の光、地の塩として用いられましょう。私たちは、世の中の流れに身を任すのではなく、新しい自分や新しい生活、新しい時代の到来を体験したいのです。
今年の聖句を確認しておきましょう。「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました(Ⅱコリント5:17)」。
私たち社会全体に課せられている大きな課題は、コロナからの脱却です。そのために、天地宇宙を造り、命をお与えくださった神様からの新しい恵みを体験し、自ら新時代を造り上げていきましょう。
そのために、①夢の実現に向けて祈り、②信仰による決断をし、③行動し、④継続し、⑤祈り続けて諦めない。この5つのポイントを実行すると、私たちの新時代は動き始めます。
今日は癒しの礼拝です。今日お開きした箇所には、クリスチャンの生活についての勧めが記されています。3つのポイントを確認しましょう。
なぜパウロは心の一新によって自分を変えなさいと語っているのでしょうか? それは、私たち人間は変わることができるからです。
神様が与えてくださる恵みには、日々の糧や経済の祝福、病気の癒しなど様々あります。ただ、それだけではなく、頑固で変わりにくい自分でも、変わることのできる恵みも与えられているのです。
イエス・キリストを信じ、神の前に祈る時、自分を欠点だらけの罪人と認めることができます。しかし、そんな罪人でも、神様の救いを頂く時に、変わることができるのです。
2.変えられた姿を思い描こう!
変えられたいと願う時、変えられた自分の姿を思い描くことが大切です。パウロは、神のみこころは何か、何が善で神に喜ばれるかをわきまえ知るべきだと語っています。
あなたの中で、神様に喜ばれることは、何でしょうか? それは、聖人君子のようになることや、宗教的な行いのことではなく、生身の私たちができることです。みなさんがお子さんやお孫さんの幸福を祈ることや、教会のお花を手入れしたり、お掃除したりするなど、人や神様のことを思ってする数々の奉仕は、神様に喜ばれる善いことです。
もう一度、コロナ前に祈っていた、夢や目標を思い起こし、変えられた姿を思い描いてみましょう。
3.変わるための祈りと行動!
夢をただ思い描いて終わるのでなく、実際に変わるために祈り、行動していきましょう。
九州福音センターでは、趣味を兼ねた登山部が誕生し、この1年半の間に、100ヶ所の山に登り、頂上に木の十字架を立て、この地域にリバイバルが実現するようにと祈っています。
東京福音センターの姉妹は、みんなが元気であるようにと、エクササイズを始めてくれました。
このように、あなたに与えられている賜物が引き出されるように祈りましょう。
また、癒しの祈りについても、健康が与えられるように、そして、与えられた元気を神様の愛を伝えるために用いたいですと、祈り求めていきましょう。新しい自分に変わることの恵みを感謝し、前進していこうではありませんか。
4.信仰による行動を継続する!
継続されてこそ、信仰が生活の一部になります。世の中には困ったときの神頼み的な宗教がたくさんあります。
しかし、私たちの信仰は、習慣となり、人生の一部になるまで継続することが大切です。
5.祈り続けて諦めない!
豊かな夢、目標の実現のために、大勝利が与えられるまでどこまでも祈り続け、実現を信じて行動して諦めないことです。神を信じる者にはどれほど素晴らしいことが実現するでしょうか。
この5つを一つにまとめて実行するなら、神が共におられて神の勝利を体験することができます。信仰を働かせて新しい時代を切り開きましょう。途中で挫折しても構わないので、とにかく始めましょう。
私は、2026年に開催される愛と希望の祭典・四国の実行委員長を引き受けました。私たちは、この教会だけでなく、四国中の教会の伝道と、リバイバルのために動き出します。私たちみんなで新しいことに挑戦し、新時代を切り開きましょう。