リバイバルの教会として生きる
使徒の働き2章42節~47節 ローマ人への手紙15章5節~6節
そして、彼らは使徒たちの教えを堅く守り、交わりをし、パンを裂き、祈りをしていた。そして、一同の心に恐れが生じ、使徒たちによって、多くの不思議なわざとあかしの奇蹟が行なわれた。信者となった者たちはみないっしょにいて、いっさいの物を共有にしていた。…主も毎日救われる人々を仲間に加えてくださった。 …忍耐と励ましの神が、あなたがたを、キリスト・イエスにふさわしく、互いに同じ思いを持つようにしてくださいますように。…心を一つにし、声を合わせて、私たちの主イエス・キリストの父なる神をほめたたえるためです。
ご一緒にバザーで奉仕してくださった皆様、ありがとうございました。神様がバザーを通して大いに恵んでくださったことを喜び合いたいと思います。
また、バザーやそれに向けての準備を通して、奉仕という信仰の具体的な事実を積み重ねることができたことに感謝しましょう。
今朝は使徒の働き2章42~43節とローマ人への手紙15章5~6節をお読みしました。使徒の働きでは、聖霊が弟子たちの上に降り、教会が誕生したこと、そして、その最初の教会の姿について書かれています。また、ローマ人への手紙では、教会とは心を一つにするものだと書かれています。
今回はこの箇所から、リバイバルの教会とはどういうものか、3つのことを学びたいと思います。
使徒の働き2章42節には初代教会の信徒たちの生活が描かれています。彼らは神様を賛美し、神様と人に仕え、また互いに祈り合ったり、励まし合ったりしながら、共に生活していました。
現代では多様性という名のもとに、自分さえよければ良いという、利己的で孤独な個人主義が広がっています。
こうした世の中ではやっている生き方とクリスチャンの持っている生活観は異なるということをはっきりと知りたいと思います。神様を賛美し、神様や人のために仕える、そんなクリスチャンとしての新しい生活観を目指しましょう。
2.みんなで一つとされる!
ローマ15章を見てみると、そこでは繰り返し「同じ」や「一つ」、「一緒」などの言葉が使われていることがわかります。
世の中では反対に、自分以外どうでもいい、他人のお世話をしている場合じゃないと考える人が増え、社会全体がバラバラになっています。
しかし、私たちは世の中にはない一体感を常に持つことができることを感謝したいと思います。クリスチャンとして生きていくというのは、生き方や生活観が変わるだけでなく、それぞれの立場や境遇を越えて、神の家族として一つとされるのです。
私たちはキリストの愛によって、一つにされ、家族とされていることを感謝しましょう。
私たちは信仰を心の中の思いや悟り、ひらめきだけで終わらせずに、具体的に日常生活や習慣に現わしていきましょう。
使徒の働きの2章の中にも、互いに教え合ったり、祈り合ったり、献金を持ち寄ったりするなどのクリスチャンとしての具体的な生活がありました。私たちも週の初めの日を主の日、聖日として、礼拝を捧げることで、信仰を具体的にすることができていることを感謝したいと思います。
日常生活、習慣の中で信仰を具体的に働かせ、リバイバルに向けて生きる私たちでありたいと思います。私たちの教会が聖霊の臨在や、ものすごい救いや癒しのある教会として成長していけるように信じようではありませんか。
4.組み合わされ建て上げられる恵み!
神様による霊的、有機的な結合によって、組み合わされ結び合わされ、共に建て上げられ、私たちはキリストの身体として用いられるのです。私たちに力が与えられるだけでなく、教会が大きく用いられることを感謝しましょう。
今週の土曜日は4年ぶりにバザーを開催します。バザーを通して「奉仕する」ことを味わい、兄弟姉妹たちと「交わり」を持ち、家族や友人たちに「証し」し、「価値ある捧げもの」を生み出すことを体験し、思いっきり楽しみましょう!
5.生まれる前からの神の選び
救い主イエス・キリストと出会い、クリスチャンとされたことは、とてつもなく大きな恵みです。私たちは、生まれる前から選ばれ、神様のビジョンが備えられた特別な存在なのです。
困難の中で自分を過小評価せず、神から与えられたビジョンに立ち戻りましょう。信仰により、本来の自分へと原点回帰して、生き生きとした力強い歩みを取り戻しましょう。(エペソ1:3-7)