味方である神様と共に歩む

ローマ人への手紙8章31節~39節

…神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。…私たちをキリストの愛から引き離すのはだれですか。患難ですか、苦しみですか、…私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです。私はこう確信しています。死も、いのちも、御使いも、権威ある者も、今あるものも、後に来るものも、力ある者も、高さも、深さも、そのほかのどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。

クリスチャンとして、信仰を持って神を信じて生きることはすばらしいことです。世の中ではちょっとしたイライラや怒りが高じて、とんでもない犯罪につながり、悲劇が起こります。しかし、ちゃんと教会に通ってクリスチャンとして歩んでいると、たとえストレスがあってもイエスに委ねて問題を解決していただき、圧倒的な勝利者になることができるのです。
神が私たちを愛して恵みを備えてくださっているから、神に近づきさえすれば、どんなことがあってもすべては転じて益となり、祝福と恵みへ変えられていくことをぜひ体験しましょう。礼拝出席や奉仕、献金、教会行事への参加が、単なる習慣や決まり事というレベルではなく、あなたの信仰をリフレッシュしていただいて、神のいやしと喜びを取り戻し、本当のクリスチャンの信仰に目覚めてほしいと願っています。
ぜひ、今日の礼拝の中で、基本のあるべき姿にもう一度立ち帰りたいと思います。31節にあるように「神が私たちの味方である」ことを思い起こしてください。もし最近、あなたの信仰生活に疑問や不安を覚えているなら、いつも共におられるイエスに目を向けることを忘れているのです。イエスがいつも支え、励まし、どんな時も私たちから離れず、導いてくださる味方であるという真理に立ち帰ってほしいと思います。私たちの味方である神が与えてくださっている大きな3つの恵みを確認しましょう。

1.御子イエスの命が与えられている

神は私たちを愛して、御子イエスの命さえ惜しまず、私たちの罪をあがなうために十字架に架けられました。御子イエスを信じるならば、罪きよめられ、あなたの人生を幸せへと導いてくださいます。イエスの命までくださった神が、私たちが祈るなら、出し惜しみすることは絶対にありません。病をいやし、長寿を与え、家族の平和や複雑な人間関係や仕事の問題も解決してくださいます。

2.勝利が与えられている

世の中に偽物の愛がはびこっているということはすなわち、とてつもない価値ある本物が存在するということです。それは、私たちの罪の身代わりとなって死なれたイエスの愛であり、その愛は本物で力があります。夫婦や親子のかけがえのない愛もありますが、キリストの愛は必ず私たちを恵みへと、勝利へと導きます。「世に勝つ者はだれか。イエスを神の御子と信じる者ではありませんか。」(Ⅰヨハネ5:5)どのような状況に置かれようとも圧倒的な勝利者となることができます。それは、あなたを愛してくださった神の御子イエスが共におられるからです。

3.神との絆が与えられている

命さえ脅かす様々な困難があった2000年前でさえ、パウロは告白しています。どんなものも神の愛から私たちを引き離すものはない。あなたが、味方である神を信じた時に、何があろうと切れない神との絆が与えられています。神の愛に終わりはありません。私たちはずっと神の子どもであり、神の家族の一員です。その平安の中にいることを感謝しましょう。
神の愛は変わりません。今日の聖餐式で、イエスがあなたを愛して十字架に架かられた恵みをいただいて、夏の日々が喜びに満たされ、2019年の歩みが躍動感に溢れるものになりますように。