・ 人は死んだらどうなるのでしょうか?
聖書の中には、人間はみな一度死ぬことと死んだあと神の前で裁きを受けることが定まっているとあります。皆さんがよく言う最後の審判というものです。
そして、その裁きで正しいと認められた人々だけが天国に入ることができるのです。
しかし、聖書にはまた、「義人はいない、ひとりもいない」と書かれています。つまり、全く罪のない正しい人はひとりもいないということです。
それでは、天国に入る人はひとりもいないことになります。そのために、救い主イエス・キリストがおられるのです。
イエス・キリストは私たちの全ての罪を背負って罪の罰を受けて死んでくださいました。ですから、キリストを信じるものは、その罪を帳消しにされるのです。
それで、神は、キリストのゆえにクリスチャンを罪のないものと認め、天国に入れてくださいます。
とても真面目な日本人には、なんとも都合の良い考えのように思われるかもしれませんが、素直に自分自身を見つめるならば、「私には全く罪がない」と言える人はいないはずです。
もし、良い行ないをしてそれを消そうとしても、どれだけ良い行ないをすればあなたの罪が全く帳消しになるのでしょうか?
実は、それは無理なのです。
あなたの心に浮かぶ悪い思い、行なったちょっとした意地悪も一度現われたものを消すことは、決してできないからです。
ですから、どんなに善人に見えても、自分の罪を完全に消すためには、イエス・キリストを信じて、罪を帳消しにしていただく以外にないのです。
神様は私たちを愛するがゆえに、私たちが滅んで行くのを見過ごすことができず、このとっても不思議な救いの計画を、私たちのために備えてくださったのです。