主の恵みを土台に明るい心で生きる
ローマ人への手紙8章28節
神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。
先週は伝道礼拝でした。アンデレカードで愛する家族や親しい人たちの救いのために、この一年間祈っていますが、祈っただけで終わらせず、次回の8月24日の伝道礼拝にお誘いしたいと思います。
今は一年で最も暑い、二十四節気の「大暑」ですが、この暑い時期に、クリスチャンとしてどんな心の姿勢で生きるべきかを今日の礼拝で定めたいと思います。私たち人間は、生物として脈拍や血圧、脳波には現れない、心理的・霊的な雰囲気をまとっています。今年のテーマの聖句は、「わたしを信じる者は、聖書が言っている通りに、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる」(ヨハネ7:38)で、「恵みの震源地!」でありたいと願っている私たちです。その人のまとう雰囲気は、外見、性格、体調、仕事の調子や人間関係、恋愛などにも左右されます。しかし、私たちが放つ空気感は、信仰による働きかけが大いに作用するのです。不信仰な生き方ではなく、必ず神様の御手の業が現れると信じる、前向きな心で歩むことを選びたいと思います。そのために与えられた御言葉が今日の聖句です。
1.神を愛する者、信じる人として生きる!
教会に来た時だけ、困った時だけのクリスチャンではなく、どんな時も神を愛する者、神を信じる人として生きてまいりましょう。聖書には、神を愛する人々のために、特別な恵みが用意されていると書かれています。体力や精神力が必要な時、自分だけで頑張るのではなく、信仰によって生きていることを思い出してください。「確かに、私たちは見るところによってではなく、信仰によって歩んでいます」(Ⅱコリント5:7)。朝起きた時、夜休む前、食事の前、人に会う前、仕事に向かう車の中で、主の祝福と恵みを祈って信仰を働かせてまいりましょう。
2.私たちの背後に働く神のご計画と導き!
私たちの目に見えている世界や体験している状況ばかりではなく、私たちの知らないところにまで働く神のご計画と導きがあることを知りたいと思います。私たちは、目の前の世界しか見ていません。今はインターネットで世界中の情報を知ることができますが、実は大変偏った、自分の関心のある情報だけが表示されているのです。神様を信じることの素晴らしさは、私たちの知らない世界の背後にまで働きかけて、私たちの人生のすべての事柄の中に神がご計画や導きを現してくださっていることです。
3.すべての事柄において働かれる主!
私たちの信じる神様には、不可能はありません。ありとあらゆるところ、全宇宙に働かれる力を持っておられる神様です。石や木を刻んだ偶像の神様ではなく、万物を創り、すべてを保っておられる全知全能の神様が私たちの神様なのです。
4.すべての事柄がプラスに変えられる!
クリスチャンとして歩む時、どこに行くのかわからないような生活ではなくなります。神様は、すべてのことを相働かせて益としてくださり、私たちが行きつく場所は天国で、永遠の命が約束されています。このことを決して忘れてはなりません。私たちの人生を恵みと祝福、平安と喜びへと導いてくださる主が共におられる恵みを土台として、その事実を信じ受け入れて喜びの日々を歩んでまいりましょう。