人生を❝愚かさ❞で終わらせない
箴言16章9節・詩篇37篇23節・ルカによる福音書12章16~20節
箴言 16:9 人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。
ルカ12:20-21 しかし神は彼に言われた。『愚か者。おまえのたましいは、今夜おまえから取り去られる。そうしたら、おまえが用意した物は、いったいだれのものになるのか。』自分のためにたくわえても、神の前に富まない者はこのとおりです。」
今年は梅雨が異常に短く、すでに猛暑の日々が続いています。先週は「Great Summer」を体験しよう!とお伝えしましたが、この猛暑の夏、私たちは単に疲れ果ててイライラして終わるのではなく、躍動感と恵みの溢れる日々を過ごしていこうではありませんか。先週は、来年の「愛と希望の祭典・四国」に向けて9月から開催されるセミナーのために、インストラクター養成講座が開かれました。教団や教派を越えて、四国中から牧師や伝道師たちが集まり、共に賛美し、祈り、恵み溢れる有意義な学びの時を持つことができました。また、今日と明日にかけては海水浴とファミリーキャンプが持たれます。すでに、恵み溢れるGreat Summerが始まっていることを感謝します。
そして今日は「Welcome礼拝」です。クリスチャンではない方々も、たくさん参加してくださっていることを感謝します。こうして週の初めに教会で礼拝を守ることで、幸せな一週間を送る魂の秘訣が与えられます。神様と出会い、神様と共に歩むことのできる、祝福ある人生をぜひ皆さんに体験していただきたいと思います。
1.主は、人の歩みを確かにされる!
箴言16:9と詩篇37:23には、私たち人間の歩みを確かにするのは主である、と書かれています。私たちは皆、自分の幸せや生きがいを求めて努力します。しかし、聖書は、その幸せのためには、命の与え主であり、天地宇宙全てを創造された神様との関係が必要不可欠であると語っています。あなたの人生に神様が共にいてくださることは、幸せで平安な人生を実現するために、必要なことなのです。
2.人の「命」は神によって守られている!
私たちの命は儚くもろいものです。いつ事故に遭って亡くなるか、災害にあって命を失うかわかりません。人として私たちが生かされているのは、神様によって憐れまれ、守られているからなのです。自分の人生は自分が動かしている、などと言うことができる人は一人もいません。私たち人間には、そんな究極の弱さや足りなさ、脆さがあります。そのことを踏まえて人生を見つめておかないと、私たちは大切なものを見誤ってしまいます。本当に自分の人生の幸せや生きがいを考える時には、その究極の弱さと向き合う準備をしておかなければならないのです。
3.究極の弱さを解決しよう!
ルカ12:16-20は、イエス様が語られたたとえ話です。私たちは仕事の成功や、貯め込んだお金、自分の能力に酔いしれることがあります。しかし、それだけでは、「愚かさ」のまま終わってしまうことになりかねません。命が取り去られる時は誰にもやってきますが、多くの人は、その準備ができていないのです。私たちは弱いからこそ、私たちと共にいてくださり、人生の確かさを実現し守ってくださるお方が必要なのです。たとえ私たちの命が短く終わってしまったとしても、私たちの命を永遠に神の御国へ導いてくださるお方がおられるのです。私たちは人生を「愚か者」の一言で終わらせてしまう者になりたくないと思います。救い主イエスを信じて生きるなら、神と共に生きる者として、天国の「いのちの書」に名前が記されるのです。人生の終わりに何の迷いもなく天国へ行ける、この恵みに感謝しましょう。