主に感謝しつつ人々の救いを祈ろう!

ローマ人への手紙10章1節~4節、9節~13節


…もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせてくださったと信じるなら、あなたは救われるからです。人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。…「彼に信頼する者は、失望させられることがない。」…同じ主が、すべての人の主であり、主を呼び求めるすべての人に対して恵み深くあられるからです。「主の御名を呼び求める者は、だれでも救われる」のです。


11月最後の日曜日になりました。来週12月1日からアドベントが始まります。私たちの心がイエス様をお迎えするクリスマスにふさわしいものであるように。そして、今週も祈りや賛美、感謝があふれるような一週間であるよう心掛けたいと思います。

この一年も色々ありましたが、主によってここまで守られたことを感謝します。記録的な猛暑の中、健康を守られました。物価高で生活が苦しい中、神様によって平安な日々が与えられました。まず11月の終わりに、私たちの心に感謝を整えていきたいと思います。

1. 感謝の心を整えよう

「『主の御名を呼び求めるものは、だれでも救われる』のです」(13節)。イエス様によって魂の救いを与えられていることを、心から感謝します。特別な資格や技術、お金がなければ救われないというのではなく、何のとりえもない罪人である私たちであっても救われるのです。天地宇宙を創られた神様は、全ての者を愛し、恵み、強め、祝福し、人生に必要なものを与えてくださる恵みの神様です。今日の礼拝で、改めて「感謝する」ことを思い起こし、この一週間、「感謝」をもって歩んでまいりましょう。

2. 主キリストとの出会いを感謝しよう!

感謝の心は、感覚や思いつき、感情ではありません。その土台となる救い主イエス・キリストとの出会いを何にも勝る恵みとして感謝しましょう。「だれでも救われる」ためのたった一つの条件は、「主の名を呼び求める者」(13節)と書かれています。「主の名を呼び求める」とは、イエス様を私の救い主ですと、口で告白し、心の中で信じ、受け入れることです。

イエス・キリストとの出会いは唯一無二、人としてお生まれになりながら、真の神様である特別なお方との出会いです。イエス様が神様へと導いてくださる唯一の道であることを知り、イエス様との出会いが、私たちの人生を変えてくださったことを心から感謝する者でありたいと思います。

3. 魂まで及ぶ救いを感謝しよう

「分け登る麓の道は多けれど、同じ高嶺の月を見るかな」(一休禅師)。日本人の宗教観は、みんなそれぞれの神様を意識していて、神様に向かって歩めば、どんな宗教でもいいという考えです。どの宗教も善を語り、良い人になることを教えています。しかし、山の頂上まで登れたとしても見上げるのは月で、神様に触れることはできません。魂の救いはないのです。私たちの信じる神様は、イエス様を通して実際にこの地上に降りてきて、罪深い私たちに救いの道を与えてくださいました。私の魂にまで及ぶ、イエス様による救いをいただこうではありませんか。

4. 愛する人々の救いを願い求めよう!

「…私が心の望みとし、また彼らのために神に願い求めているのは、彼らの救われることです」(1節)と、この手紙の著者であるパウロは同胞のユダヤ人たちの救いを切実に願い求めました。このクリスマスに、唯一無二の救い主イエス・キリストの恵みを知っている私たちは、私たちが救われたように、愛する身近な人々が救われることを主に求め続けようではありませんか。

教会は一つ心です。共に祈り、賛美し、奉仕しながら活動するのです。私たちは、一つ心で、キリストの体として、頭であるキリストに従って行く者でありたいと思います。

5. 捧げ物で支えられた活動!

45節に「必要に応じて、みなに分配していた」とあるように、彼らは教会や貧しい人のために捧げることを躊躇しませんでした。

パウロが世界宣教に行く時に、アンテオケの教会が捧げたように、福音を宣べ伝えるため、弱い人を支援するために捧げたのです。

信仰は心の中の理想論ではなく現実です。実際の社会の中で生きて働く信仰の現れが教会です。この教会を共に支えていけることを感謝します。

5つの柱を生活の基本とし、シンプルなクリスチャンライフを復活させ、恵まれてまいりましょう。

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