主の証し人の知る3つの事実
使徒の働き2章22節~24節、32節~33節
…神はナザレ人イエスによって、あなたがたの間で力あるわざと、不思議なわざと、あかしの奇蹟を行なわれました。それらのことによって、神はあなたがたに、この方のあかしをされたのです。…あなたがたは、神の定めた計画と神の予知とによって引き渡されたこの方を、不法な者の手によって十字架につけて殺しました…
神はこのイエスをよみがえらせました。私たちはみな、そのことの証人です。ですから、神の右に上げられたイエスが、御父から約束された聖霊を受けて、今あなたがたが見聞きしているこの聖霊をお注ぎになったのです。
5月を締めくくる最後の礼拝を兄弟姉妹と共に守れることを感謝します。身体が疲れて元気がない方、心が痛んでがっくりきている方、命と恵みと祝福の溢れるこの礼拝の中で、ぜひ、神のお言葉と聖霊の働きをいただいて元気になりましょう。イエス様は今も救い主であり、癒し主です。
2年後の2026年5月に「愛と希望の祭典・四国」が県民文化会館で開催されます。家族や友人たちを集会にお誘いし、イエス様の愛を皆さんにお伝えしましょう。
奇跡の2年の始まりとして5月30日(木)は、一日聖会「祈りの祭典・四国」を開催します。四国のリバイバルを共に祈り、準備を始めましょう。
今日の聖書の箇所、使徒の働き2章では、イエス様のお約束の通り、弟子たちに賜物としての聖霊が下りました。それまで弱くて自信がなく、イエス様を裏切ったようなペテロをはじめとする弟子たちが、ガラッと変わり、自分では持つことができない力強さや大胆さで神に信頼される証し人として用いられるようになりました。
弱さを抱える私たちも、聖霊をいただく体験によって変えられるのです。力の源である聖霊をいただいて、主が備えてくださる大胆さや証し人としての恵み、力、祝福をいただく者になりたいと思います。
今日は主の証し人として知っておかなければならない3つの事実を確認したいと思います。
私たちの信仰は、私たちの宗教観や想像力ではありません。大切なことは、私たちのために「救い主=人類の歴史の中でたったひとりの特別なお方」がおられるということです。
救い主イエス・キリストが来られて、神の国の教えを語り、神が共におられる人生がどれほど力強く、恵みに溢れるかを証明されました。
2.主イエスの十字架と復活の事実(23,24,32節)
イエス・キリストは、十字架と復活によって私たちが救われる道を開いてくださいました。
十字架は、本来罪を裁く場所です。イエス・キリストは、罪を犯したことのない聖い神の御子でしたが、私たちの罪の裁きを身代わりとして受けられました。3日目によみがえることによって、誰も抗えない死を超える「永遠の命」があることを示されました。
3.主イエスによって送られた聖霊の事実(33節)
聖霊は、単なるイメージや雰囲気ではありません。霊でなければ人間の限界(時間と空間)を打ち破ることはできません。イエス様のお声を直接聞くこともできなければ、イエス様に触れていただくこともできません。
十字架や甦りの場に居なかった私たちは、ペテロたちと比べれば、なんと残念な事か。しかし、私たちに与えられたのは神の霊です。
イエス様の時代から2000年経った今も世界中でなぜクリスチャンたちが喜びの日々を歩むことができるか。それはペテロたちがもらった喜びを、聖霊の働きによって時間と空間を越えて私たちも頂くことができるからです。
もう一人の助け主として聖霊が下り、イエス・キリストの教えを私たちに教え、私たちがイエスの名によって祈ることで、主は癒しの働きを成してくださいます。
これからの2年間、私たちの家族や友人たちの救いと癒しのために、祈りましょう。そして、3つの事実の信仰告白をもって証し人として用いられましょう。
4.主を心の中に受け入れ、新しくされよう!
主キリストを心の中に受け入れて新しくされ、喜びに満たされる者、救われる者になりましょう。
私たちこそイエス様の力によって変えられたいのです。自分の思いや理屈や頑張りではなく、イエス様が共におられるから、どんなに弱い私であっても大丈夫です。イエス様によって守られ導かれていることを感謝し、新しくされていきましょう。
30年前、父が召された時、恒雄牧師を通して始められた全ての働きを、一つも諦めず、守らせてくださいと祈りました。その祈りを主は守り、新しい働きも始めさせてくださいました。しかし、一つの時代が過ぎ、新しい奇跡の2年が始まりました。全員でもう一度原点に立ち返り、力強く伝道しましょう。