志と喜びのある信仰生活

ピリピ人への手紙 2章13節~18節

神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行なわせてくださるのです。すべてのことを、つぶやかず、疑わずに行ないなさい。それは、あなたがたが…いのちのことばをしっかり握って、彼らの間で世の光として輝くためです。そうすれば、私は、自分の努力したことがむだではなく、苦労したこともむだでなかったことを、キリストの日に誇ることができます。たとい私が、あなたがたの信仰の供え物と礼拝とともに、注ぎの供え物となっても、私は喜びます。あなたがたすべてとともに喜びます。…


みなさんのお祈りに支えられて、インド、マレーシアの伝道旅行から帰ってまいりました。私たちの教会に与えられている海外伝道のビジョンが再開できましたことを感謝しています。 今回、私が現地で真っ先に感じたことは、私たちは喜ぶ姿勢が足りないということでした。現地では、牧師、神学生、スタッフ、皆いつも笑顔でいつも喜んでいました。私はその姿になんとも言えない喜びに満たされました。その恵みを今日の箇所からお証ししたいと思います。この箇所を通して、神様は私たちに、素晴らしい夢、ビジョンを与えてくださり、それらを実現させてくださるからこそ、私自身も行動していきたいと思わされました。また、ここでは「喜び」という言葉が多く使われています。クリスチャンには、たとえ試練があっても、はるかにそれに勝る、深い喜びが与えられます。この箇所を味わって、聖餐式に臨むにふさわしい、心の状態に整えられたいと思います。4つのポイントを確認しましょう。

1.夢と志のある生き方

13節に「神はみこころのままに…志を立てさせ」とあります。あなたの人生のために、神様が立てられた素晴らしい御計画と目的があります。イエス様を信じて歩むなら、単に自分の身勝手な思いの実現ではなくて、数多くの人々を幸福の渦へと巻き込むことができる素晴らしい夢とビジョンを与えてくださいます。

2.行動すること、実現すること!

神様は、御心のままに働いて、志を与えてくださると同時に、それを行なわせ、達成させてくださいます。11月の歩みにおいても、理屈を言ったり、文句を言ったり、何もしないで人を裁くのではなく、夢や志を自ら実現していくことに集中しましょう。神様から与えられたいのちを用いて、祈りながら思い切り行動し、実現しましょう。

3.いのちの言葉により、世の光とされること!

パウロは伝道の中で多くの苦難を体験しました。しかし、パウロは厳しい状況にあっても、いのちの言葉をしっかり握りしめ、喜び、世の光として輝きなさいと語っています。私たちは神様に救われ、クリスチャンとされ、イエス・キリストの福音を証しする者と変えられたことを喜びたいと思います。どんなに小さくても、一人ひとりに世の光としての使命や約束が与えられています。どんな時でも、何があっても、御言葉を信じて、もっともっと喜び、世の光として福音を証しする者でありたいと思います。

4.喜びのあふれる毎日

私たちは「喜び」の感情を選び取り、自分らしさとしましょう。主が働いてくださるあとには、喜びの油がしたたり落ちるのです。闇の中に輝く光として、この世に来られたイエス様を内に頂いて、世の光として歩みましょう。今回、インドでもマレーシアでも、皆、素直なクリスチャンとして、救いを喜び、永遠のいのちの平安に満たされ、聖霊の力に満たされ、毎日、喜んでいました。トラックを伝道用に改造したり、テレビ伝道を始めたり、生き生きと前進していました。私たちもいのちの言葉を受け止め、世の光として、喜びある生き方を目指していこうではありませんか。

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