御霊の賜物を見い出し育てよう

コリント人への手紙第一12章4節~11節

さて、御霊の賜物にはいろいろの種類がありますが、御霊は同じ御霊です。奉仕にはいろいろの種類がありますが、主は同じ主です。働きにはいろいろの種類がありますが、神はすべての人の中ですべての働きをなさる同じ神です。しかし、みなの益となるために、おのおのに御霊の現われが与えられているのです。ある人には御霊によって知恵のことばが与えられ、…ある人には奇蹟を行なう力、…しかし、同一の御霊がこれらすべてのことをなさるのであって、みこころのままに、おのおのにそれぞれの賜物を分け与えてくださるのです。


夏を楽しみ喜ぶという雰囲気を作り、共に交わりを楽しみたいと思います。クリスチャンが恵まれる理由は、御霊なる神様がもう一人の助け主として働き、イエス様の恵みを全部そのまま与えてくださるからです。

今年、アメリカのウィルモアでのリバイバルが3週間続きましたが、本当にリバイバルが必要なのは日本です。イエス様、聖霊を与え、私を造り変え、証人として用いてくださいと強く願わされました。一人も漏れることなく全員がそれを体験し、いよいよいのちに溢れる教会を建て上げることができますように。

今日の聖書の箇所は、御霊の賜物について書かれています。私たちも霊的な部分を整えられ、感情で礼拝するのではなく、霊の部分で礼拝する者となりたいのです。

この賜物は、ギリシア語ではカリスマという言葉ですが、私たちが考えるような、秀でたリーダーシップや、カリスマ美容師、カリスマ塾講師というような特別なものではありません。聖書的なカリスマの意味は、自分を誇るためではなく、イエス様のように人々を愛し仕えるための賜物です。何をしても自分の力でしようとすると、喜んでよい奉仕を始めていたのに、疲れて不平や批判、怒りが生じたりということになります。

御霊によってキリストに倣って人々に仕える者、神の栄光を現わす者とされたいのです。それを5つのポイントで見ていきましょう。

1.御霊の賜物は神の働き!

御霊の賜物や教会の奉仕には色々な種類がありますが、全て同じ神の働きです。

宗教改革の中心人物の一人カルヴァンは、プロテスタントの信仰を語る時、全ては神の栄光を現わすためだと言いました。御霊の賜物は、自分を誇るためにあるのではありません。

2.御霊の賜物は主キリストに倣う奉仕の働き

主キリストに倣う奉仕の働きを与えられていることを感謝しましょう。奉仕にもいろいろありますが、主は同じ主です。

主キリストと同様、自分のためではなく、しもべとなって愛された主に倣うのです。

3.御霊の賜物には、様々な働き、現われがある

御霊の賜物には様々な現われがありますが、同じ一つの御霊によって与えられたものです。

一つですから、そこには一致があります。分裂したり、敵対するのは、御霊の働きではありません。

4.みなの益となるためのもの

御霊が与えられるのは、皆の益のためです。あなたの優越感のためではありません。

御霊は、教会の皆の益となるために与えられるものです。

5.個々人に与えられるもの

御霊の賜物は、もれなく全員に与えられます。私たちの信じる神は三位一体の神です。

天地の創造主である父なる神、そして、イエスを見た者は父を見たのであるという通り、御子イエス様は、神そのものの現われであり、さらに、御子の恵みを今もそのままいただくために、聖霊なる神が私たちに与えられました。

Ⅰコリント12:8-11、ローマ12:6-8、エペソ4:11-13には様々な御霊の賜物が出てきます。御霊の賜物の現われは様々ですが、あなたに与えられている賜物は何か見い出し、用い、主に仕えましょう。

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