クリスマスを祝う理由

ヨハネの福音書3:16~18、マタイの福音書1:20~21、ルカの福音書2:10~12

…神が御子を世に遣わされたのは…御子によって世が救われるためである。御子を信じる者はさばかれない。

…「…恐れないであなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」

…「…今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。…」


クリスマスおめでとうございます。兄弟姉妹、そして本日洗礼を受けられた3名の皆さんとご一緒にクリスマスをお祝いできることを感謝します。

今日開きました御言葉「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである(ヨハネ3:16)」は、聖書の中で最も大切な御言葉だと言われます。

イエス・キリストが誕生したことによって、イエス様を救い主と信じる者が1人も滅びることなく永遠の命にまで導かれるという神様のご計画が事実となりました。

「あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです(ルカ2:12)」と天使が羊飼いたちに告げたように、イエス様は、薄暗くて汚い家畜小屋でお生まれになりました。

赤子がそのような場所で誕生するということは、2000年前のユダヤにおいても絶対になかったことでしょう。しかし、イエス様はそのような場所にご自分の命を委ねてくださいました。この飼葉おけは、罪で汚れた私たちの心の中にイエス様が救い主として来てくださることを象徴しています。

クリスマスを祝う理由について、3つのことを確認しましょう。

1.事実に基づくクリスマス

世の中には様々な宗教がある中で、キリスト教は、神の御子が人としてこの世にお生まれになった事実に基づいています。4つの福音書には、イエス様が公生涯で病人を癒し、悪霊に打ち勝ち、数々の奇跡を通して神様が共におられることを証明されたことが記されています。

ポンテオ・ピラトが「この人には何の罪も見つからない」と言うように、清いお方であるイエス様が私たちのために十字架にかかって死んでよみがえってくださいました。そして、この様子を一部始終見ていた弟子たちは「私たちはこの方の栄光を見た」と言って福音を人々に宣べ伝えていきます。キリストの誕生は、歴史の中で事実として起こったことでした。

2.キリストが誕生した深い意味

パウロは「キリストは、神の御姿であられる方なのに、神のあり方を捨てることができないとは考えないで、ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられた(ピリピ2:6-7)」と語っています。

神様が人間となるということは、本来ありえないことなのです。考えてみてください。道で踏みつぶされそうな蟻に危険を伝えるために、自分が蟻となって教えに行ってあげたいと願う人はいるでしょうか。そのようなことは考えもしないでしょう。しかし、神様の御子であるイエス様は、罪深い人間となってお生まれになってくださいました。

3.キリストの救いを受けとめる

ユダヤの地から2000年の時を越え、御子を信じる者は救われるという福音の言葉がこの日本まで届けられています。罪のために地獄へ向かって歩むしかない私たちは、キリストによって救われるのです。

私たちがクリスマスをお祝いする理由は、私を救ってくださるキリストが人となってこの世に来てくださったからです。これが、本当のクリスマスです。さあ、今、私たちの心の中にイエス様をお迎えしましょう。

4.とてつもない恵み・神の愛

誰かから本当に愛してもらう、命まで捨ててくれるほど愛してくれる、そういう愛と出会うのは本当に難しいものです。けれど神は、私たちを愛してくださいました。天地宇宙を創られた神が、私たちを愛してくださっているのです。

ヨハネ3:16には「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された」とあります。神があなたのことを愛してくださったのです。このとてつもない恵みに感謝しましょう。イエスの十字架の恵みの凄みを感謝して、この聖餐式に与(あずか)りましょう。

5.集まり続けよう

初代教会が誕生してから、何十年も経って書かれたヘブル書は、教会に宛てた書簡です。

その10章25節に「いっしょに集まることをやめたりしないで」とあるように、何十年も教会に通ったから、もういいのではなく、むしろ集まり続け、聖霊の力で満たされ、互いに励まし合い、主によって祝福されましょう。

教会の生命線は集まりにあります。この夏、共に集まる価値を頂いて前進しようではありませんか!

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