キリストの“福音” に立ち帰ろう

コリント人への手紙第一15章1節~8節

…私は今、あなたがたに福音を知らせましょう。…私の宣べ伝えたこの福音のことばをしっかりと保っていれば、この福音によって救われるのです。私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは…次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書に従って三日目によみがえられたこと、また、ケパに現われ、それから十二弟子に現われたことです。その後…使徒たち全部に現われました。そして、最後に、月足らずで生まれた者と同様な私にも、現われてくださいました。


2020年は、コロナウイルスが全てであってはいけません。イエス様に目を向けてまいりましょう。救い主イエス・キリストが備えてくださっている恵みをしっかりいただき、2020年を締めくくりたいと思います。
脳科学や心理学において、人間の無意識な潜在意識が、人生に大きな影響を与えるということが分かっています。さらに最近の研究では、他人に対するネガティブな思いが心の中に入ると、主語が他人ではなく自分になってしまい、その結果、自分を苦しめるようになることが分かりました。冷静に考えているつもりでも、悪い考えによって毒されるのは自分の心であり、深刻な影響を受けるのは自分の命なのです。コロナに振り回され大変な一年だったと、事実を表現しているだけのつもりでも、心の中ではいつの間にか私の人生はつまらない、何もかもうまくいかないと、本当に自分の人生を台無しにしかねません。
クリスチャンとして感謝して喜ぶことが、幸せの秘訣であることは明らかです。聖書の中には「罪の増し加わるところには、恵みも満ちあふれました」(ローマ5:20)と約束されています。闇の力が増し加わるように感じる時は、それ以上の神の恵みやイエス・キリストの救いの力、聖霊の助けが鮮やかに働くのです。聖餐式を前にして、福音(Good News/よき知らせ)をいただいていることを感謝しましょう。
コリント人への手紙の著者パウロは、手紙の終わりが近づいた15章の中で、絶対に忘れてはならない「福音」に立ち帰ろうと書いています。

1.福音に目を向ける

私たちは普段の生活で、豊かさに目が行きがちですが、ひとたびコロナウイルス感染症のような疫病や問題に取り込まれると、命の源泉を見失ってしまいます。神様から命を与えられ、日々元気に歩んでいくという基本に立ち返り、イエス・キリストの福音を絶対に忘れてはなりません。

2.福音は幸せと救いの土台

神を信じない人は、幸せになる根拠、土台を持たず、ただ幸せになりたいという願望だけを言っています。しかし、私たち自身がイエスを信じて祈り、クリスチャンとして立っているならば、必ず救いは完成します。福音とは、イエスの救いの約束であり、私たちの幸せの土台なのです。

3.福音の中身はイエス・キリスト

福音の語っている中身は何でしょうか。それは、イエス・キリストのことです。自分の力では到底清めることのできない罪を、イエス・キリストが身代わりとなって清めてくださいました。イエス様が十字架上で死に、死の力を打ち破ってよみがえられたことにより、私たちは永遠の命に繋がる者となったのです。

4.私たちに出会ってくださる救い主

パウロが、かつて教会を迫害していた自分を恥じて「月足らずで生まれた者と同様な私にも、現われてくださいました」と語ったことは、私たちにも当てはまります。いい加減なこの私でさえも救ってくださるという福音のお言葉に感謝します。
私たちは、不平不満や欠乏感で悲しむよりも、今与えられている神の豊かな恵みを数えましょう。私たちには、福音が与えられています。

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