試練の中でも学ぶべきことがら

コリント人への手紙第二1章8節~11節

…私たちは、非常に激しい、耐えられないほどの圧迫を受け…心の中で死を覚悟しました。これは…自分自身を頼まず、死者をよみがえらせてくださる神により頼む者となるためでした。ところが神は…大きな死の危険から、私たちを救い出してくださいました。…なおも救い出してくださるという望みを、私たちはこの神に置いているのです。あなたがたも祈りによって、私たちを助けて協力してくださるでしょう。それは、多くの人々の祈りにより私たちに与えられた恵みについて、…人々が感謝をささげるようになるためです。


自然界は新緑が目にまぶしく、神様からの命にあふれています。一方、世の中は毎日コロナウイルスの話題でいっぱいです。私たちの日常生活にも、様々な影響が出ています。

人生を歩んでいくうえで多少の苦しいこと、辛いことはあります。だからと言って、その中で打ちひしがれてしまうのではなく、命を与えてくださる神様が、弱い私たちに聖書の約束と恵みを与えてくださっているということを知りましょう。

困難と不自由な生活の中にあっても、心に平安が与えられ、肉体には癒しの力をいただきましょう。

聖書に出てくる信仰者たちにも、人生の試練はたくさんありました。彼らはその試練の時ごとに、信仰によって勝利を得てきました。

彼らの生き方が、私たちの模範であり、祝福のカギとなっているのです。

「…あなたがたを耐えることのできないような試練に会わせるようなことはなさいません。むしろ、耐えることのできるように、試練とともに、脱出の道も備えてくださいます(Ⅰコリント10:13)」。試練の中で勝利する秘訣を学びましょう。

1.神様により頼む者になる

イエス様を信じているのに、ここぞという時に信仰を働かせなかったら、何のための信仰でしょう。

この非常時に、信仰のスイッチを入れて聖霊のエネルギーをいただき、救い主イエスにより頼む者になりましょう。

パウロは伝道旅行の行く先々で、あらゆる苦しみに遭いました。ついに死を覚悟したその時に、神様の法則を学んだと言います(9節)。

どんな苦しみやピンチの中にあっても、主は共におられます。心が恐れに支配されないように注意しましょう。

世の中のノウハウや自分のやり方がだめであっても、主なる神様により頼みましょう。不安があるなら、主に祈りましょう。

2.神様が助けてくださった事実を忘れない

パウロはどんな苦しみに遭っても、自分が体験した神様の恵みを忘れないで告白しました。

私たちも、これまで交通事故や病気、経済的な困難や様々な悩みから神様に助けられたことがあるでしょう。神様から受けた恵みを告白することを忘れてはなりません。

私たちが信じる神様は、今も生きて働かれる神様です。私たちを救い、癒し、助け導いて祝福し、永遠の命まで約束してくださっています。

3.神様の変わらぬ守りを断言する

今、ここまで守ってくださった神様は、これからも私たちを守ってくださいます。神様の御業は断片的なものではなく、いつまでも続く恵みのシリーズです。

パウロのように、「神様は将来も救い出してくださいます」と、断言しましょう。学者でも、完全な者でもない私たちが、何者として言葉を使うのでしょう。

私たちは、クリスチャンとして、神の言葉を語りましょう。神の言葉を、遠慮なく肯定的に断言するのです。

4.神様の恵みと祝福を拡散する

今日の聖餐式で、イエス様の十字架の恵みにあずかりましょう。私たちが守られている時、周りの人々にも恵みが及び、周りの人々まで一緒に神様への感謝が満ちあふれるようになります。

クリスチャンである私たちは、周りの人々と平安を分かち合っていきましょう。喜びを拡散しましょう。

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