信仰生活の感謝すべき当たり前
…「みことばはあなたの近くにある。あなたの口にあり、あなたの心にある。」…もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせてくださったと信じるなら、あなたは救われるからです。人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。聖書はこう言っています。「彼に信頼する者は、失望させられることがない。」…同じ主が、すべての人の主であり、主を呼び求めるすべての人に対して恵み深くあられるからです。「主の御名を呼び求める者は、だれでも救われる。」のです。
ローマ人への手紙10章8節~13節
年明けのニュースで、パナソニックが来年あたりから、パワードスーツ(工事現場等で自分の力を何倍にもできる、服のように装着できるロボット)の販売計画があると聞きました。将来的には高齢者の方々の歩行等に役立つことも目指しているそうです。
けれど私たちは、ロボットの登場を見なくても主イエスが救い主、助け主として共にいてくださることを思い起こしましょう。真の神が共にいてくださるというのが聖書の変わらぬ約束です。私たちは、祝福を生み出すための種蒔き(祈り、行動、愛、赦し、語りかけ、捧げ物等)をすることができますが、そもそも種を蒔く理由は、私たちの信じている神が、恵みの神であるという土台があるからです。祝福に向けて信仰の種を蒔きさえすれば、必ず豊かな実が実るのです。神によってすでに備えられている、感謝すべき豊かな“当たり前”があることを忘れないように、神の御前に確認しましょう。
1.神の御言葉を告白できる
私たちは、愚かで足りない所が多くても、努力や修行をせずとも、神の御言葉によってイエスを信じる信仰を掴むことができます。その御言葉はあなたの心にあるのです(8節)。そして私たちが救われるためにすべきことは、9節にズバリと語られています。簡単ではありませんか。「イエスが私の主です」と、あなたの口で告白すること。イエスが、私のために罪を背負って十字架で死なれてよみがえって下さったと心で信じて口で告白するなら、聖書の語る恵みを頂くことができるという当たり前に感謝しましょう。
今年与えられている御言葉を感謝して告白しましょう。その御言葉が鍵となり聖書が語る神の恵みがあなたの人生の中に流れ込んできます。心の中で信じているという方もいらっしゃるでしょうが、聖書では、心で信じたことを口で告白する時に現実となると言われています。
2.信頼に値すべき救い主がおられる
キリスト信仰には救い主がいてくださるという素晴らしい当たり前があります。「彼に信頼する者は、失望させられることがない」(11節)。私たちは皆弱く、信頼に足らない者です。しかし、あなたを救うために命まで与えて下さる救い主がおられる、この当たり前を感謝しましょう。主を呼び求める者のそばに主はいて下さるのです。そして主は、私たちの信頼をすべて受け止めて下さり、私たちは失望させられることがないことを喜びましょう。
3.もれなく恵みに与らせていただける
当たらない宝くじとは違い、私たちは、もれなく神の恵みに与ることができるという当たり前に感謝しましょう。あなたの祈りは必ず神に届いています。主の恵みにハズレはありません。主の御名を呼び求めて祈る一言一言の祈りが、恵み深い神の御手を動かして必ず救われ、恵まれ癒されます。この恵みが与えられていることを喜びましょう。
この1年、信仰の種を蒔きましょう。それは、がんばるから価値があるのではありません。神によってすべてが整えられて、当たり前として恵みが備えられているのです。クリスチャン生活に与えられている当たり前(主からの特別な恵み)を感謝しましょう。