喜び・平安・希望で歩む一週間
どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平和をもって満たし、聖霊の力によって望みにあふれさせてくださいますように。 ローマ人への手紙15章13節
メリエスト・クリスマスの各集会で蒔かれた種が確実に生長するよう礼拝にもぜひ誘い続けましょう。
豊かだからこその現代病が蔓延していますが、その性質は、肉体だけでなく、心や魂にも影響する生活習慣病です。その一番良い治療方法は、教会に通って生活を整えること。クリスチャンとして喜び、信仰のある生活で幸せを掴みましょう。
新約聖書の13のパウロ書簡の中でも、このローマ人への手紙は最も有名なものです。イエスの救い、福音を論理的に説明していますが、単なる救いの説明ではなく、実践的に信仰を生かすようにと励ますものです。2013年の締めくくりの1週間、クリスチャンとして、神に対する信仰を持っていることと、聖霊が注がれているということを確認し、この与えられた日々を神と共に歩んでいきましょう。
1.信仰者の心には喜びが与えられる
人間は、喜怒哀楽のある存在だと言っても、感情に振り回され気の向くままに生きるのはクリスチャンらしくありません。聖書は、感情の中でも、喜びを選び取るように教えています。悲しむ時も、怒る時もあるでしょう。しかし、私たちの心の基本が喜びであるようにしましょう。いつも不機嫌、不平不満、悪口ばかりというのは、幸せを自分から失う悲しい生き方です。御霊の実の中にも喜びがあるように、喜びは人生を真っ直ぐに歩む秘訣です。経済や健康が祝福されているかどうかではなく、イエスによって神の愛が現わされ、私たちは愛されているのですから、喜んでいきましょう。家族親族との時間の中で、不機嫌な雰囲気を醸し出すことがありませんように。
2.平和を生み出す者になる
聖書の平和は国同士の平和に限定したものではなく、平安とも訳される言葉です。一番考えなければならないのは、自分が家族、友人知人と平和のある生活をしているかということです。わがままで自分のことしか考えられないような者ではなく、イエスが弟子たちの足を洗ったように、愛するということです。優しい心を持つだけでなく、実際に仕え合うのです。単に平和や平安が好きだというのではなく、平和を作り出す者になりましょう。家族親族との楽しく恵まれるはずの時間の中で、平安で温かいものを生み出す者となることです。
3.聖霊の力による希望にあふれる
私たちに与えられている聖霊の存在をぼんやりとしたもので終わらせず、パウロが聖霊に満たされ力を受けると言っているように、私たちを押し出し前進させる神の力であると知りましょう。神が共におられるのですから、その力によって新しい年も希望を持てるのです。常に聖霊の力によって希望を与えられ、心にある目標を、単なる願望で終らせることなく、必ず実現する神にある目標として意識しましょう。祈りによって癒され成長させられ、豊かにされるよう期待しましょう。クリスチャンであることは、実に幸いです。拙(つたな)い私の中にも信仰によって聖霊が与えられ、その力によって喜びに満たされ平和を作り、私たちが関わるだけで人の心を温かくできるのです。神が共におられる歩みを実現し、2014年の目標を必ず実現しましょう。