聖書が語る約束のいやし

あなたがたのうちに苦しんでいる人がいますか。その人は祈りなさい。喜んでいる人がいますか。その人は賛美しなさい。あなたがたのうちに病気の人がいますか。その人は教会の長老たちを招き、主の御名によって、オリーブ油を塗って祈ってもらいなさい。信仰による祈りは、病む人を回復させます。主はその人を立たせてくださいます。また、もしその人が罪を犯していたなら、その罪は赦されます。     ヤコブの手紙5章13節~16節

何事も後々に影響を与える最初の一歩が大切ですので、一年の最初の日曜日に、礼拝を守り信仰を高め主の恵みを信じて、力強く歩み出せることを感謝します。今年のテーマは、「Brush Up! 与えられた信仰を整え直し、働かせよう!」です。“…この福音の言葉をしっかりと保っていれば、この福音によって救われるのです”(Ⅰコリント15:2)。イエスは、十字架の上で私たちの罪を負って死なれ、死の力をうち破って蘇ってくださり、私たちと出会い、私たちの救い主となり、聖霊まで注いでくださいました。その聖書の約束通り、私たちがどのような状況にあっても、家族との関係、仕事、人生設計、健康のことであろうと、生きていく上でこの福音の言葉を用いれば、必ず祝福されます。だから私たちは、何かもっと良いものを待ち望んだり、修行して頑張るのではなく、イエスからすでに与えられているはずの信仰を働かせましょう。信仰を形作る部品が錆びたり、曇ったり、ずれていたりしているなら、整え直してBrush Up、磨きをかけてちゃんと動くようにしましょう。「信仰の7原則」で言えば、「礼拝」に出て神に従う生き方をしていますか。時間があればではなく「聖書」を開いていますか。時間を見つけて神の前にひざまづいて「祈って」いますか。神から与えられた初穂を喜んで「献金」として神にお返ししていますか。周りの人々に助けられているのならば、自分も惜しみなく与え「奉仕」しましょう。あなたが持っている信仰のすばらしさを周りの人々に伝えるために「伝道」しましょう。主にある兄弟姉妹との「交わり」を大切にして「霊的引きこもり状態」にならないよう励まし合いましょう。信仰をブラッシュアップする方法は山ほどあります。小さなことからでもいいからやり始めることです。

今日はいやしの礼拝。私たちの教会は、今も神は生きて働かれ、聖書のお約束通り、イエスの御名によって祈れば、聖霊の豊かな働きにより、いやされることを信じています。そして今日のヤコブの手紙は、教会の兄弟姉妹たちに信仰の手引きとして書かれ、「信仰」とは具体的で現実的で、生きて働くものであることを教え、信じて行動しようと励ましています。私たちの信仰も生きて働くものにしましょう。

1.病のいやしは聖書の約束

聖書の中には、イエスが病をいやされる場面が何回も出てきます。私たちが魂の救いを得ると同時に病がいやされることによって神の恵みが現実的に現されるのです。イエスも、ご自分が救い主であることを証明するために、病気の人をいやされたのです。

2.自分自身で信じて祈ってみよう

形式的に誰かの言葉をなぞって祈るのではなく、たとえ心の中に戦いや迷いや疑いや不安があったとしてもいいし、どんな小さな祈りでもいいので、あなたが信仰を込めて祈れば、いやされます。

3.いやしの祈りが罪の赦しに結びつく

救い主きよめ主である神に向かって、イエスの御名によっていやしを祈るとき、私たちの心は自然に神と向き合い、罪の影響を受けて悪魔にそそのかされる悪い思いからきよめられ、罪の赦しへと結びつくのです。主は今も生きて働いておられます。今日ここでいやしを体験しましょう。2018年の日々の生活の中にも神からの勝利をいただきましょう。