神を第一とする3つの意識

自分の宝を地上にたくわえるのはやめなさい。そこでは虫とさびで、きず物になり、また盗人が穴をあけて盗みます。自分の宝は、天にたくわえなさい。…あなたの宝のあるところに、あなたの心もあるからです。…何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。…しかし、あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。…                            マタイの福音書6章19節~34節

インフルエンザが流行っていますが、そのような悪いものでなく、クリスチャンとしての信仰、イエスへの信仰が人から人へ伝わるように私たちが祝福の発信地となって歩もうではありませんか。そのためには私たちの心が常に感謝で満たされていることが大切です。クリスチャンの信仰の7原則(①礼拝②聖書を読む③祈り④献金⑤奉仕⑥伝道⑦交わり)は絶対忘れてはなりません。命の与え主の神の元に帰ることによって私たちは生き生きと生きることができるのです。クリスチャンとしてのライフスタイルが実現していくことを願ってまいりましょう。
神を第一とする目の付け所である3つの心の持ち方、クリスチャンとしての意識を確認しましょう。

1.揺るがない宝を持っている!

人は、大切にしている「宝」、生き甲斐の全てだと思っている「宝」が一瞬のうちに無くなってしまうようなことがあったらどうなるでしょう。心が揺すぶられ人生の価値を見失ってしまうのではないでしょうか。イエスは「世の中に基づいた宝」ではなく「神の前に積み上げる宝」を蓄えなさいと教えて下さいました(19-20節)。お金は勿論大切ですが、目の前にあるお金は世の中の歯車が狂うと無くなってしまうこともあり、喜びや保証も無くなってしまいます。「神の前に蓄えられていく物」、それは神のご性質に触れ、神が喜ばれることです。すなわち人を愛し、与え、仕え、赦し、神に栄光を帰することです。それによって天において宝が蓄えられていくのです。
私たちは、神から頂くだけでなく天に宝を蓄えることを忘れてはいけません。私たちは自分のライフスタイルを通して天に宝を蓄える者になれば、この世の出来事に振り回されなくなるのです。

2.与えられた命の本質に感謝しよう!

イエスは生活面の衣食住や仕事、家族、レジャーなどについて心配するなとおっしゃいました(25-26節)。私たちは日常の様々なことに気をとられますが、自分の「命」についてあまり意識しないのではないでしょうか。兄弟姉妹、私たちは今生かされ、礼拝に集わせていただいている、生かされている命があるという本質に感謝しましょう。
古今東西数え切れない人々が生まれましたが、あなたという命はたった一つしかないのです。その特別な命をあなたに与え、誕生させて下さった神に感謝しましょう。

3.置かれた場所で命を輝かせよう!

与えられた命を精一杯神に向かって生きる生き甲斐がなければ、人生は無駄になります(27-30節)。私たちは置かれている場所でまず精一杯命を輝かせようではありませんか! イエスがご自分の命まで捨てて救って下さった私たちなのです。不平不満愚痴で人生を無駄にしてはなりません。むしろ喜ぼうではありませんか。自分が成すべき事を通し使命を果たし神の恵みを人々に伝えていきましょう。
今日学んだ3つのポイントを意識し、常に神を第一にする生き方を絶対忘れなければ、神はあなたの必要に必ず応えて下さるのです(32節)。この神を礼拝し神に祈り、この一週間も歩んでまいりましょう。