主を受け入れ主と共に歩もう

…ラオデキヤにある教会の御使いに書き送れ。…「あなたはなまぬるく、熱くも冷たくもないので、わたしの口からあなたを吐き出そう。…火で精練された金をわたしから買いなさい。また、あなたの裸の恥を現わさないために着る白い衣を買いなさい。また、目が見えるようになるため、目に塗る目薬を買いなさい。…見よ。わたしは、戸の外に立ってたたく。だれでも、わたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしは、彼のところにはいって、彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。勝利を得る者を、わたしとともにわたしの座に着かせよう…          ヨハネの黙示録3章14節~22節 

 

明日は立春、月末にはインド伝道も始まります。ぜひ、信仰を引き締めて信仰の種を蒔きましょう。
本日の箇所は、ヨハネがエペソで書いたと言われる黙示録です。黙示とは、比喩や象徴で語られるので、解釈が難しいところです。
これは、今の小アジアにあった有名な7つの教会に宛てて書かれた書簡ですが、それだけでなく、後の時代のクリスチャンにも当てはまると言われるものです。特にラオデキヤの教会に語られた言葉は、混迷の時代と呼ばれる現代の教会に与えられた神からの言葉だとも言われています。
15節に、冷たいか熱いかであってほしいと書かれているように、現代の豊かさに甘んじ、私たちは生ぬるさに陥りやすいので、信仰の背筋をピンと張らせて下さいと祈りましょう。そして、間違った自己認識によって、自分が正しいと思い込む自己中心的な考えに染まることがないように、注意しましょう。
18節に、わたしによらなければ手に入らない、最高の価値ある混ざり気のない金、惨めな汚い有様を覆う真っ白な衣、霊の眼を開くための目薬をわたしから買え、と言われています。この聖餐式で、これら、イエスにしか与えることのできない恵みを手にする秘訣を学びましょう。

1.イエスに対して聞く耳を持つ

私たちが不幸に陥る時のパターンは、聞く耳を持たず、人々の忠告も聞けなくなることです。聖書を通して神は語って下さり、私たちは、神の言葉を聞くことができるのです。
戸の外に立ってあなたを呼ぶイエスの声が聞えているでしょうか。耳をふさいでいないでしょうか。私たちは、無意識に何を聞くか選択し、それに集中しているのです。世の雑音をシャットアウトして、意識的に神の声を聞こうとしなければ、それを聴くことはできません。イエスに集中し、御声を聞きましょう。

2.主に隠し事をしない

個室を持つのはありがたいことですが、心の個室に閉じこもり、誰も他の人を入れない、隠れ家のようにならないようにしましょう。人に対して秘密を持つことが、不幸の原因であることが明らかになっています。夫婦や親子、職場や友人との間で、つまらぬ秘密が増えないように注意しましょう。
そして、最も大切なことは、主の前に隠し事をしないことです。それが心の戸を開くということなのです。心の一番深い部分にイエスを受け入れ、私たちの心をイエスの住まわれる場所としていただきましょう。

3.イエスとの交わりを保つ

共に食事をするとは、交わりの喜ばしい象徴です。イエスがどんな時もあなたと共にいる、常にイエスとの交わりがあることが勝利の秘訣です。
神の御子イエスがこの世に降られた時、その名は「インマヌエル(神は我らと共におられる)」と呼ばれました。主は、どんな時も共にいて下さいます。そして、イエスとの交わりが、人生の基本だと確認しましょう。これを忘れて一人でがんばっても、疲れ果てるだけです。救い主イエスが私たちと共にいて下さり、自分自身では成し遂げることのできなかった罪の赦し、永遠の命をいただけることを感謝しましょう。