授業内容

分野T聖書に関する分野
分野U神学・歴史学に関する分野
分野V牧会・宣教学に関する分野
分野W宣教実践

                    
<分野T:聖書学に関する分野>

聖書概説

旧・新約聖書全体と、その主な分野を聖書固有の主題に特に注意を払いながら学ぶ。旧・新約聖書の相互関係性、継続性、一貫性について理解する。学生には、聖書を通読し、その内容に対しての理解を今後の学習のために体系的に整理することが求められる。

聖書の積極思考
聖書のもつ普遍的メッセージの中より、実践的行動哲学としての積極思考を考察する。

旧約聖書緒論
旧約聖書の文学、内容、歴史に関する学び。古代からペルシャ時代に至るまでの歴史の中で、どのように旧約聖書が形成されてきたか、また、その神学の概要にも触れながら、今日的課題とされる分野の研究なども紹介する。

新約聖書緒論
新約聖書の総合的研究。新約聖書のもつ歴史、文学、そして神学の各要素を、今日の課題として取り扱われている様々な主題、研究法などにも触れながら学習する。

第1、2コリント人への手紙
両書簡に関わる歴史的背景、文学的性格、また神学論争などに注目しながら、この教会を通して与えられたメッセージと、現代の教会とその礼拝、福音宣教の状態とを比較・対照しながら学習する。

ギリシャ語T
新約聖書の記されたコイネーギリシャ語の基本的文法と語い修得を目的とする。

ヘブル語T
旧約聖書の大部分はヘブル語によって書かれている。このヘブル語の基本的文法と語いを学習する。(学生の希望によって開講)

聖書解釈学
聖書解釈に関する諸原則を学習する。今日の聖書研究の概要を理解し、聖書釈義に関しての研究課題として論議されている事項についても認識を深める。最終的には、学生が、確固とした聖書解釈の手法を身につけることを目的する。

聖書における聖霊
旧・新約聖書各巻に示される聖霊の働き、性質について、聖書学的見地からの考察を深める。

旧約聖書歴史
古代イスラエルをその歴史的文化的環境を通して理解する。特に統一王国時代から聖書間時代までの推移に注意が向けられ、宗教組織の設立、礼拝形態の変化、神学の発展などを学ぶ。

五書研究
五書(創世記・出エジプト記・レビ記・民数記・申命記)に示される歴史や神学、また文学形態などについて考察する。今日の聖書批評学において取り上げられる課題についても学び、五書のもつ聖書全体に対する重要性を認識する。

詩篇講解
各詩篇の歴史的背景を探りながら、その神学と文学を味わう。

共観福音書講解
共観福音書が持つ今日的研究課題にも言及しながら、3福音書が語るイエス像についての学びを深める。イエスの人・教え・宣教について種々の批評学の成果をふまえた上で理解を深める。

イエスのたとえ
イエスの教説の中でも特にユニークなものであるとされる"たとえ"を取り上げ、最新の聖書学の方法論を用いながら、よりオリジナルなイエスのメッセージに迫る。

ルカ文学研究
ルカによる福音書、使徒行伝を講解研究する。歴史的、文化的、宗教的背景を考察するとともに、ルカ独自の聖霊論、救済史観などにも注目する。

獄中書簡集講解
獄中書簡の歴史的背景をパウロの伝道活動の理解の上に把えるとともに、そのメッセージを講解研究する。

公同書簡集講解
一般に公同書簡と呼ばれる各書を取り上げ、その歴史的背景と神学の独自性に注目しながら講解研究する。

ギリシャ語U
BIB190に引き続き、より高度な文法と語いの修得を目ざす。短文等の翻訳が可能になる。(この授業に先立ってBIB190を履習しておくこと。)

ヘブル語U
BIB195の学習をさらに発展させ、旧約聖書から抜粋した文章が翻訳できることを目標とする。(学生の希望によって開講。この授業に先立ってBIB195を履習しておくこと。)

聖書講解セミナー
今日の聖書批評学・解釈学の成果を評価しつつ、旧・新約聖書の中より指定された個所について聖書解釈の技法を適用し実習的に修得する。

旧約聖書神学
旧約聖書にみられる主な神学的思想を、政治的、宗教的変化を伴う歴史の流れとの関連の中で、探索する。(この授業に先立ってBIB130、BIB200を修得すること。)

大預言書研究
イザヤ、エレミヤ、エゼキエル、ダニエルの各書を取り上げ、それぞれの歴史的背景、文学様式などに注目しながら、預言者達のメッセージを把える。

小預言書研究
旧約聖書のいわゆる小預言書群を取り上げ、それぞれが書かれた歴史的背景(特に捕囚との関連)を明確にし、その内容と目的、文学様式などを学習する。

新約聖書神学
今日の聖書批評学の成果に基づき、新約聖書のもつ神学概念を体系的に整理し、その中にイエス・キリストを中心とする総合的視点の存在することを学習する。

ヨハネ文学研究
ヨハネによる福音書、ヨハネの手紙T、U、Vを学習する。著者問題等歴史的背景にも触れながら、ヨハネ文学のもつ新約神学への独自の貢献性などを考察する。

新約聖書における十字架
新約聖書各巻を貫く一概念である十字架の意義を聖書学的見地から考察し、キリストの十字架を多角的に理解する。

新約聖書におけるカリスマタ

カリスマタと呼ばれる聖霊の賜物、聖霊の現われについての記事を研究し、聖書学的見地から聖霊の働きに関する原則を確認する。

パウロ書簡集講解
新約聖書中、一般的にパウロによる著作と考えられているものについて、パウロの伝道活動の足跡を追いながら、歴史的背景、神学的主題などについて研究する。

ローマ人への手紙・ガラテヤ人への手紙

パウロ神学の中核をなすローマ書、ガラテヤ書の講解研究。パウロの把える福音の意味を考察する。

ギリシャ語釈義文法
BIB290の土台の上に、新約聖書中の各書を取り上げ、真のメッセージを抽出するための釈義文法の研究と応用。(この授業に先立ってBIB290を履習すること。) 

ヘブル語釈義文法
旧約聖書を実際の題材とし、既習のヘブル語知識を用いて正しい釈義を施すことを目的とする。(この授業に先立ってBIB295を履習すること。)
<分野U:神学・歴史学に関する分野>

キリスト教史T
キリスト信仰と教会の発展を信徒時代から宗教改革前までの期間について学ぶ。特に、歴史的働きや、神学的論議などに注目する。

キリスト教史U
宗教改革期から現代に至るまでのキリスト信仰の推移と教会の発展について学ぶ。主点は、特に宗教改革期に置かれ、諸派の神学を学ぶとともに、宗教改革期の原因と発展、その影響を世界史的見地から把える。(THE110をこの授業に先立って履習していることが望ましい。)

キリスト教史V
近代・現代のキリスト教史を概観するとともに、日本という文化土壌、宗教土壌にキリスト信仰が今日までどのように導入され、受容されたかについて考察する。

日本文化とキリスト教
日本におけるキリスト教史を概観するとともに、日本という文化土壌、宗教土壌にキリスト信仰が今日までどのように導入され、受容されたかについて考察する。

祈りの神学
聖書に示されている祈り、また今日に至る間でのキリスト者達によってなされてきた祈りとその実践を取り上げ、キリスト者の集まりと個人の霊的生活に不可欠な祈りについて学び、個人の祈りの生活の発展のための示唆する。

宗教改革期の神学

宗教改革期の主要人物(ルター、カルヴァン、ツヴィングリなど)を取り上げ、彼らの示した神学を歴史的背景から明らかにする中で把える。

組織神学T
キリスト教会神学への導入であり、神、啓示、創造、人についてそれぞれの神学を学ぶ。

いやしの神学
使徒時代から今日に至るまでの神癒の神学と実践に関わる神学的・歴史的根拠を探る。特に19、20世紀アメリカにおけるリバイバル的な動向を検証し、今日における神癒伝道の論理と可能性を追求する。

組織神学U
罪の概念、キリスト論、救済論、教会論、そして終末論について学ぶ。(この授業に先立ってTHE260を履習していることが望ましい。)

聖霊論
旧約聖書から今日に至るまでの、聖霊の人格と働きに関する神学的・歴史的考察を行なう。組織神学の成果の上に聖霊に対する理解を正しく把えるとともに、キリスト者の霊的生活に深く関わる聖霊の働きを理解する。

キリスト教倫理
キリスト教倫理のための神学的基盤を考察する。様々な倫理体系を聖書の記述とキリスト者の過去の実践を手がかりに検証する。

カリスマ運動…その歴史と神学
ペンテコスタリズム、ネオ・ペンテコスタリズム、カリスマ運動として現在、世界のキリスト教会の流れに多大な影響を与える現代の聖霊の働きの起源と発展、その神学を学ぶ。カリスマ運動のグローバルな視点からの理解をもとに、日本のキリスト教会の今後を展望する。

比較宗教学
現代社会の主な宗教を取り上げ、それぞれの特長的な宗教性をキリスト信仰の視点より比較・検証する。

現代キリスト教異端研究
今日、活発な働きを見せるキリスト教異端各派の神学的根拠と歴史的起源とを探り、実際の伝道活動におけるこれからの異端の対処の方法を論じる。

現代神学研究
19、20世紀の神学界の動向を展望する。シュライエルマッハーから今日の神学者まで著名各派を取り上げ考察する。

<分野V:牧会・宣教学に関する分野>


キリスト者形成論
キリスト者としての霊的生活の基準を検証する。救いと新生の意味を実践的に捉え、聖霊に満ちあふれる生活、教会生活の意義を考える。聖書の学び、祈り、奉仕、集会出席、献金などの具体的事例を取り上げつつ、躍動的に満ちたキリスト者像を理解する。

クリスチャンとしての自己表現
キリスト者としての毎日の歩みを実践的行動哲学による6分野(精神・健康・経済・家庭・社会・教養)の視点から把え、現代社会を生き抜くキリスト者としての真のバランス感覚の保たれた実践とは何か、とういうことを考察する。

福音宣教入門

人を救いに導く福音の内容と性格とを新約聖書に基づいて把握すると共に、今日の社会における福音宣教の使命とその必要性とを考察する。

説教学
説教に関する様々な理論が実際的に呈示される。説教作成の手順説教構成の分析、あるいは、実際に説教する場合のコミュニケーション理論などを理解し、学生個人が自らの説教を向上させるための基礎とする。

伝道者としての英会話T
広く国際感覚が個人に求められている現代、牧師・伝道者もその流れに対応できるものでなければならない。学生個人の英会話の能力に応じてグループを編成し、クリスチャンが関係する場面・題材を想定し、英会話能力の向上を目指す。具体的には、英語聖句暗唱、英語での賛美などを採り入れつつ学習する。

人格形成と信仰
人の一生を心理学的視点から人格形成の過程として把え、信仰をもつという経験がどのような影響をもち、重要なものかを検証する。

福音宣教緒論
現代日本において実施が可能であり、成果の期待できる様々の伝道様式を概観する。訪問伝道、路傍伝道、電話伝道、特別伝道集会、音楽・映画伝道、文書伝道、放送伝道など個人あるいわ教会での実践可能な各種の伝道形態を、それぞれの分野の専門家を招いて学習する。

現代牧師論T
既成の牧師概念にとらわれない全く自由でユニークな視点から、現代社会で十分に通用する牧師となるための、牧師資質に関する講義。牧師の信仰、学び、発想、行動などについて、いかに神に用いられる器となるか、検討がなされる。

現代牧師論U
MIN250において、既成の概念にとらわれない牧師としての自己概念を構築した上で、牧師として携わる実際的な宣教活動を考える。牧会・伝道における注意点、教会運営法など牧師の対外的活動を実際に考察する。

現代社会とキリスト信仰
現代社会がはらんだ様々な社会問題を取り上げ、キリスト者としての態度を明確にすると共に、伝道活動のなかで具体的にどう対処していくべきかについて検証する。(家庭内暴力、浮気、離婚、アルコール中毒、エイズ、失業、ノイローゼ、フリーセックス、登校拒否など。)

伝道者としての英会話U
MIN190で修得した能力に基づき、さらに発展向上を目指し、英語での祈りや救いの証などが行えるよう練習する。

牧会カウンセリング論
牧会カウンセリングの理論と技術について学ぶ。カウンセリングの心理学的基礎を学び、牧会活動におけるカウンセリングの必要性と、聖書に基づくカウンセリングの技術等を修得する。

牧会実践論
牧会に関わる教会の諸活動を取り上げ、実施上の基本的方法論・配慮・注意事項などを学び、現代社会に適応する新しい教会のあり方を検証する。

開拓伝道・教会成長論
現代日本という文化土壌のなかで、教会を生み出すための論理を全く新しい視点から考察。また、日本の教会にとっての教会成長の可能性とその論理を、常に実践からの経験に基づいて考察する。

リバイバルの神学と実践
宗教改革以降の著名な信仰復興現象に着目し、その神学と実践を学び、今日の日本の現状において、リバイバルを経験するために必要となる緒条件お追求し、実践への適用を目指す。

個人伝道論
福音伝道の基本的形態である個人伝道についての方法論を学習する。この授業で得た知識が常に実践にフィードバックされることが求められる。

海外宣教論
教会に課せられた使命である世界的視野での宣教活動の意味を捉え直し、宣教活動や海外伝道の支援など、長期、短期に亘るそれぞれの宣教師活動の方法論を、現代日本の現状を踏まえたうえで実践的に検証する。

社会講演論
牧師伝道者として実社会に飛び込み、神を信じる価値観を土台に、企業講演・教育講演等を行なうための理論と実戦に関する考察。

伝道者としての英会話V
MIN190、290の聖かを土台に英語での簡略な奨励や説教ができるように学習する。

<分野W:宣教実践>

説教実習T
学生の選択による自由主題の説教実習。説教に関する講義と、説教実習、評価会から成る。

説教実習U
主題・伝道説教が主点となる。主題・伝道説教に関する講義と、説教実習、評価会から成る。

説教実習V
主題・牧会説教が主点となる。主題・牧会説教に関する講義と、説教実習、評価会から成る。

伝道実習T
1年間を通して様々な伝道様式(路傍伝道・訪問伝道・電話伝道など)を実際に体験し、個人の希望する場で伝道活動を実践する。PRM170、PRM270、PRM370の実践を通して最低10名の者をキリストに導き、明確な信仰告白と洗礼にまで導くこと。

説教実習W
講解・伝道説教が主点となる。講解・伝道説教に関する講義と、説教実習、講義と、説教実習、議論と評価会から成る。

説教実習X
講解・牧会説教が主点となる。講解・牧会説教に関する講義と、説教実習、講義と、説教実習、評価会から成る。

説教実習Y
結婚式、葬式、洗礼式、記念会、聖餐式等の特種な場面における説教の実習。講義と評価会から成る。

伝道実習U
教師との相談の上、個人が将来希望する福音宣教活動に関わりが深いと考えられる伝道様式を選択し、個人の希望する場で伝道活動を実践する。PRM170、PRM270、PRM370の実践を通して最低10名の者をキリストに導き、明確な信仰告白と洗礼にまで導くこと。

説教実習Z
教義に関する説教が主点となる。キリスト信仰の中核をなす教義の中からいくつかの題材を選び、説教を実習する。講義、説教実習、評価会から成る。

説教実習[
学生が、将来最も中心的に携わりたいと願う伝道様式、また、本人の個性・適性を考慮して、個人に最も適した説教法の修得をめざし、自由な題材を用いて実習する。講義、説教実習、評価会から成る。

説教実習\
PRM330をさらに発展させ、教師が設定する状況の中で、指定する題材を用いて、個人のスタイルに沿した説教を構成し実習する。講義、説教実習、評価会から成る。

伝道実習V(卒業課題)
学生個人が将来従事したいと希望する伝道様式に最も近い形で1年間を通して伝道活動を実践する。また、卒業課題として認められる特別集会・特別伝道等を自ら企画・製作し、当学院あるいは日本福音宣教会との協力体制の下で実施すること。PRM170、PRM270、PRM370の実践を通して最低10名のものをキリストに導き、明確な信仰告白と洗礼にまで導くこと。


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